MENU

「のびのび健康生活」のオウンドメディア

猫背が原因で起きる疾患

なぜ猫背になると肩こりになるのか?その原因と解消法

「猫背」と「肩こり」には深い関係があります。

このことは特に専門知識がない方でも、

「私、猫背だから肩が凝ると思う」

「姿勢がわるいから肩が凝る(んだと思う)」

と感覚的に感じられているようですね。

猫背になると、肩こり・首のこり、
腰痛などの症状がでますが、
その中でも肩こりが一番多いようです。

では、なぜ猫背だと肩こりになるのでしょう?

なぜ猫背だと肩がこるのか?3つの理由

猫背で肩こりになる理由は、以下の3つです。

1、背中の筋肉に負担がかかる

猫背になると顔と肩甲骨が
常に前に出ている状態になります。

その姿勢を維持していると、
背中の肩甲骨まわりの筋肉に負担がかかり、
肩こりになりやすくなる
のです。

(クリニカルマッサージ(医道の日本社)より)

2、腕や肩を動かす時に、筋肉や関節に負担がかかる

肩が前に出るということは、
肩甲骨が前に出ているということです。

腕の骨は肩甲骨についているので、
ずっとその位置のまま腕や肩を動かしていると
肩の関節や筋肉にどんどん負担がかかって
肩こりになりやすくなります。

※野球肘なども、意外とこういうことが原因で起こります。

3、筋肉が酸欠になる

猫背で背中が丸まったままだと、
大きく息を吸ったり吐いたりできないため、
呼吸が浅くなります。

そうすると、筋肉に十分な酸素がいきわたらないため、
負担のかかった筋肉は疲労していき、
肩こりがひどくなります。

a

猫背が原因で起きた肩こりをなおす3つの方法

猫背が原因の肩こりをなおすためには
原因である「猫背をなおすこと」が不可欠
です。

ですが、猫背をなおすには
意外と時間がかかるため、
まずは肩コリの解消法
ご紹介させていただきます。

①3つの肩こり解消法

1、マッサージや鍼を受けて肩のこりをほぐす

マッサージや鍼は、筋肉を直接刺激して
こりをほぐし、血行をよくして肩こりを回復させてくれます。

2、半身浴など入浴で体を温めて血行をよくする

40度くらいのお湯に20分ほどつかります。

そうすると筋肉があたたまってほぐれ、
血行がよくなるので疲労物質が回収され、
新鮮な酸素や栄養
が疲労した筋肉に届く為
肩こりが解消してきます。

普通に肩までお湯につかると
水圧で心臓に負担がかかったり、
のぼせるおそれもあるので、
半身浴がおススメです。

※肩にタオルをかけるなどして、
冷やさないようにご注意ください。

3、肩のストレッチや体操をして硬い筋肉をほぐす

今はテレビや雑誌、インターネットなどで
さまざまな肩こり解消のストレッチや
体操が紹介されています。
(数年前に「肩甲骨剥がし体操」や
「天使の羽体操」が流行しましたね)

それらの中からご自分にあった体操を
やっていただいてかまわないのですが、
とにかく継続することが大事です。

「継続は力なり」と言うように、
少しでも長くやり続けることが
体の状態をよくする秘訣です。

自分で猫背をなおす3つの方法

先ほどの3つの方法で
肩こりを解消することはできますが、
根本原因である猫背をなおさないと
結局はまた再発
してしまいます。

本来は治療院で姿勢の専門家に見ていただくのが確実なのですが、
まずはご自分でもできる方法を3つご紹介いたします)

1、鏡で姿勢をチェックし、猫背をなおす

家の鏡でも、外を歩いていてお店のショーウインドウでも
マメにご自分の姿をチェックするようにしてください。

その際は、

・顎がでていないか
・肩が巻き込んでいないか
・背中が丸まってないか

という具合に一つ一つポイントを見て、
普段から猫背をなおしていきます。

2、椅子には骨盤をまっすぐ立てて座る

椅子に座っている時、猫背の人は
骨盤が後ろに倒れている事が多いです。

骨盤をまっすぐ立てるようにすると、
背筋がスッと伸びて姿勢がよくなります。

3、スマホは目の高さで見る

スマホを見る時はたいてい顔が前に出て、
下を向いた猫背
になっています。

そうならないようにするには、
スマホを目の高さに持ち上げて
使うようにしてみてください。

もし、それでもうまくできない場合は、
身体に長年の「猫背」というクセが
しみこんでしまっています。

猫背のまま、筋肉や骨格が
ガチガチに固まってしまっていたり、
まっすぐがわからなくなっている状態になっているのです。

(猫背矯正ベルトを付けた時に違和感や苦しさが感じられて
効果がない場合の理由もこれです。)

そういう方が猫背を解消しようとしたら、
猫背矯正でガチガチに固くなった身体をほぐし、
一度正しい良い姿勢を覚える必要があります。

そうして良い姿勢と肩こりのない体を獲得した後は、
セルフケア体操で維持していけば大丈夫です。

まとめ・猫背の原因を知って対策を!

猫背は肩こり以外にも、体に様々な悪影響を及ぼします。

猫背をなおすにはまず原因を知ってから、対策をたてることが重要。

猫背の対策方法について詳しく知りたい方は、下記のサイトがおススメです。

【自宅でできる猫背矯正公式サイト】へ

自宅でできる猫背矯正

まずは今回ご紹介した、普段できる猫背対策を実践し、
一日も早く猫背と肩こりにサヨナラなさってくださいね!

この記事を書いたライター


同じカテゴリーの記事