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アンチエイジング

アンチエイジングに猫背は禁物!!良い姿勢で老化予防を!!

私たちは日々生活し、1年ごとに年齢を重ね続けています。
そして生きている以上、人は成長し続けます。

ですが、中高年以降になると、”成長”よりも”老化”が目立つようになります。

老化には、見た目が老けたり、腰や膝が痛くなったり、認知症になるなど
ネガティブなイメージが強い
ですよね。

そんな老化に対してストップをかけようというのが、アンチエイジングです。
(日本語では、「抗加齢療法」とか「抗老化療法」と言います)

具体的には、年を取ることによって起る老化の”原因”を抑制することによって、
身体の老化を予防したり、改善する
ことを指します。

そのアプローチ、は医療関係からだけではなく音楽や芸術などによってもされていて、
そのことは、「人は機械ではないこと。心の動きによっても体の状態が変化すること」の証明でもあります。

以下で、老化とアンチエイジングについて書きます。

老化とは原因不明な機能の衰え

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老化というのは身体の機能の衰えですが、その原因は未だハッキリしていません。

ハッキリしないとはいうものの、
「遺伝子情報の(伝達の)変異」という説が有力なようです。

以下に私が昔聞いた一つの説を書きます。

遺伝子情報の変異とは設計図の書き換え

私たちの体は日々細胞が生まれ変わっています(新陳代謝といいます)。

新しい細胞は、遺伝子情報(細胞の設計図)に従って、
通常は今までの細胞と全く同じもの(コピー)が作られるものです。

ですが、この情報(設計図)が加齢により少しずつ変化した結果
(コピーを取る時に文字がずれたり薄れたりすることをイメージしてください)、
衰えたコピー細胞が作られるようになる
、という説を聞いたことがあります。

一定の年数が過ぎると劣化コピーが作られるようになる・・・
予め、寿命が決まっているようなものですね。

そしてその結果、細胞機能の低下、免疫力の低下、ホルモンレベルの低下などが起こり、
シミやシワ、肌のたるみなど美容に於ける影響、
認知症、骨粗鬆症、皮膚老化、更年期障害、老眼、難聴、歯消失などの老年病のリスクが高まる、
もしくは発生するというわけです。

ちなみに「がん細胞」も、設計図の異常により発生したものといえます。

具体的な3つの老化の原因

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老化の原因物質・AGE

AGEとは、主な老化の原因物質です。
「Advanced Glycation End Products(後期糖化生成物)」の略称で、
これは体を構成しているたんぱく質に、体内の余分な糖が結びついたものをさします。
血糖値が高い状態が続くと、余分な糖がたんぱく質に結びつき、AGEとなってしまうのです。

肌のたんぱく質がAGEになると弾力性が失われ、たるみやしわの原因となり、
血管で作られると、動脈硬化を引き起こし、老化を早めるとされています。

なので、糖尿病の人は普通の人よりも老化のリスクが高いと言えます。
中高年になったら、定期検診を必ず受けて、早期発見・早期治療をしてください。
糖尿病は合併症も多く、危険な病気です。

活性酸素(酸化ストレス)

酸素の一部は不安定で、多くの物質と反応しやすい活性酸素に変化します。
この活性酸素は細胞を傷つけ、老化・癌・動脈硬化・その他多くの疾患をもたらす重要な原因となります。

そのため人の体にはこの活性酸素の害を防御する抗酸化作用が備わっていますが、
バランスが崩れた状態になると様々な障害を引き起こすとされています。

アテローム動脈硬化症、パーキンソン病、狭心症、心筋梗塞、アルツハイマー病、
統合失調症、双極性障害などに酸化ストレスが関与しているとされます。

紫外線(光老化)

シミやシワの原因としてよく知られていますね。

紫外線にはA波・B波・C波という、異なる波長の光線が含まれており、
その中でも紫外線A波(UVA)がシミやしわの発生に大きく関わっているということが、
研究で明らかになっているそうです。

紫外線は骨の成長に必要で、人の健康になくてはならいものですが、
あまり浴びすぎるとこのようなリスクが高まってしまうのです。

アンチエイジングの4つの方法と主な抗酸化物質

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一般的には、以下の方法が有効とされています。

アンチエイジングの方法

  1. ホルモン作用・抗酸化作用・免疫調節作用を持つ機能性食品を用いた食事
  2. ウォーキング、筋力・有酸素トレーニングなどの運動
  3. ストレスからの解放を目指した精神療法
  4. ホルモン補充といった薬物療法

つまりは、食事、運動、ストレス解消、薬ということですよね。

この中で比較的お金を使わず、手っ取り早いのは、
運動とストレス解消だと思います。

冒頭でも、「人は機械ではないこと。心の動きによっても体の状態が変化すること」
と書きましたが、好きなことに熱中したり、仲の良いお友達と楽しく過ごしているお年寄りは
イキイキとしていて、実年齢よりも若々しく見えますよね!

私自身も太極拳教室の指導者としてシニアクラスのメンバーをみているのですが、
太極拳のようなお年寄りにも無理なくできる運動で体を動かし、
同じクラスの仲間とおしゃべりしている様子は、とてもお元気で微笑ましいです。
タンベン

抗酸化物質に頼り切らない

そして、代表的な抗酸化物質には、ビタミンA,C,E、ルテイン、ゼアキサンチン、
アントシアニン、アスタキサンチンなどがあるそうですが、
テレビの通販番組でよく聞く名前ですよね。

ただ、「これさえ飲めばなんとかなる」とか思ってしまうのではないか、
という危険を感じてしまいます。

飲まないよりは飲んだ方がいいと思いますが、
それよりも普段から規則正しい生活と適度な運動で、
ストレスなく過ごすこと
をすすめている人もいます。
(実は私もそちらに賛成です)

アンチエイジングでは良い姿勢も大事

実はアンチエイジングで大事なことがもう一つあります。

それは姿勢です
猫背でいることは、身体にとってマイナス要素が多いからです。
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猫背はそもそも見た目が老けて見えて良くないのですが、
心身両面にも姿勢の影響は大きいです。

猫背は筋力がアンバランスになる

猫背でいると背骨や首の骨が丸くなるだけでなく、
身体の部位によって筋肉にかかる負担もアンバランスになります。

その結果、負担のかからない筋肉は筋力が低下し、
負担のかかった筋肉はガチガチに硬くなってしまいます。

なので、背すじを伸ばした良い姿勢をとって、
全身の筋肉をバランスよく使う
ようにしましょう。

上を向くと体も心も若返る

またメンタル面にも影響があります。

人間は猫背で下を向くと暗くなり、
背すじを伸ばして前を見ると元気が出ます。

気持ちが元気になるとストレスを解消する力や免疫力も上がったり、
ホルモンの分泌も促されるようになってきます。

その結果、心も体も若返るアンチエイジング効果が期待できるわけです。

参考:アンチエイジング

参考:毎日の7つの習慣で10歳若返るアンチエイジング法

参考:品川心療内科 こころの平和

まとめ

アンチエイジングはしばらく前から注目されています。
というのも、日本人の高齢化が進む中で、老化にはネガティブなイメージが強いからです。

人がなぜ老化するのか?
ということについていくつかの説があるものの、
ハッキリした事は不明です。

ですが、具体的な老化の原因は3つです。

  1. AGE
  2. 活性酸素
  3. 紫外線

なので、この原因対策をするのがまずアンチエイジングということになります。

その対策とは以下の4つです。

  1. 食事
  2. 運動
  3. ストレス解消
  4. 薬物療法

確かにこれらは有効なのですが、
実は良い姿勢も大事です。

猫背でいると老けて見えるし、
気持ちも暗くなります。

背すじを伸ばしてしゃんとすると
気持ちは明るく元気になれます!

例えば、良い姿勢での太極拳のような無理の無い運動を行っていると、
筋力のアンバランスも改善され、ストレス解消効果も期待できます。

まずすぐできる事として背筋を伸ばしましょう!
もし、すでに猫背で背骨や筋肉がガチガチに固まっている場合には、
お近くの姿勢を専門にしている整体院や整骨院へご相談ください!

この記事を書いたライター


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