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著名人姿勢診断

ドナルド・トランプ(首なし型猫背)/著名人姿勢診断①

これから【著名人姿勢診断】として、「この著名人は姿勢から見て、どんな性格でどんな疾患になりやすいか?」「こういう姿勢の方は、どう治せばいいのか?」などをお伝えしていこうと思います。第一回はアメリカ合衆国第45代大統領である、ドナルド・トランプ氏です。

 

トランプ大統領の若い頃

トランプ氏18歳の頃

トランプ氏18歳の頃

Wikipediaによると、トランプ大統領は、1946年、裕福な家庭の第四子として生まれています。父が運営委員を務めるフォレスト・ヒルズ地区の学校に13歳までは通っていましたが、素行不良のためニューヨーク・ミリタリー・アカデミー(NYMA)に転入させられます。

ここにおいてのキーワードは「素行不良」というものです。何を以て「素行不良」となったのか、そこは定かではないですが、思春期という時期において、少なくとも何かしらのホルモンバランスの乱れがあったことを示唆されます。

また18歳の写真を見ると、トランプ氏はこのときから、「顏出し型猫背」だったことが考えられます。

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顔出し型猫背

 

トランプ大統領の現在の姿勢

 トランプ大統領(2016年 ロイター/Carlo Allegri)

トランプ大統領(2016年 ロイター/Carlo Allegri)

 

トランプ大統領の現在の写真を見ると、顏出し型猫背というより、首なし型猫背です。

 

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首なし型猫背

 

見たままかもしれませんが、首が無くなり、Yシャツの襟のすぐ上にアゴがある感じです。場合によってはYシャツが食い込むこともあるでしょう。

 

また気性の荒さ、独自の発言が話題に上がります。それは呼吸の浅さによる酸素の欠乏から来る可能性もあります。首なし型猫背という姿勢は、胸郭が広がりにくいため、呼吸がしづらいのです。また酸素が行きづらくなると、イライラ感が生じてきます。よってもう少し肩・首回りの筋肉が緩んできて(特に僧帽筋、斜角筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋)呼吸がしやすくなってくるだけで、発言の種類が若干変わるかもしれません。

 

ただトランプ大統領の姿勢をテレビで見ると、前傾姿勢のイメージがあります。戦いでもスポーツでもそうですが、人は戦闘態勢になると、前かがみ気味になるものです。常日頃から戦うマインドというものをもっている感じがします。

 

トランプ大統領は、首を痛めやすい

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トランプ大統領のような姿勢は首を痛めやすい

 

そんなトランプ大統領の姿勢を見て、真っ先に思ったのは、

 

「首を痛めやすそう・・・」

 

ということです。特に頚椎症になりやすい骨格です。頚椎症とは、「首の神経を骨の変形や椎間板の変性などで圧迫し、首や肩、上肢に痛みやシビレを呈する疾患」です。このトランプ大統領のような姿勢の場合、おそらく胸椎の2番あたりが後ろに出っ張り、頚椎の5、6番あたりがボコッと凹んでいることが多いのです。その頚椎の凹み部分の神経根部分を圧迫しやすいわけです。

 

多分頭痛持ち

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トランプ大統領は頭痛持ち?

 

またトランプ大統領は、頭痛持ちである可能性が高いです。私が着目したのは、「眉間の縦じわ」と「胸鎖乳突筋の緊張」です。

 

眉間にしわがよるということは、常日頃から頭部の筋肉が緊張してるわけです。そうでもしないと、眉間のしわは深くなりません。また胸鎖乳突筋は「歯をくいしばったとき」にスジが出るほど緊張します。そもそもトランプ大統領は、姿勢の関係上胸鎖乳突筋が緊張しやすいのですが、

 

また激務によりさらにこの緊張が増す可能性があります。そうすると、本来噛みしめるときに使われる筋肉である、咬筋(ほっぺたにある筋肉)や側頭筋(こめかみ付近にある筋肉)までもが緊張します。特に側頭筋は、直接的に頭痛を起こす筋肉です。こめかみ付近が痛いときに無意識にこの部分を押している方もいらっしゃると思います。トランプ大統領のような姿勢だと、よりこの部分が固くなりやすいのです。

 

トランプ姿勢改造計画

無理と失礼を承知で「トランプ姿勢改造計画」と題してお伝えします。

1、下部胸椎の動きの固さの改善

たいていこの姿勢のパターンは、胸椎の下の方が固まっていることが多いのです。背中全体が丸まるイメージです。よってこの部分の脊椎の動きをつけていくだけで、猫背がキレイになることがあります。

2、僧帽筋・肩甲挙筋を緩めて、肩回りの緊張をとる

僧帽筋の緊張が強くて、肩を巻き込んでいるので、肩回りの緊張をとった方がいいです。が、もしかしたら固すぎてなかなかほぐれないかもしれません。またこれを行なうことで、頚椎症の予防にもなります。

3、胸鎖乳突筋と斜角筋を緩めて、呼吸および奥歯の噛み締めの改善

トランプ大統領が健康で居続けるために、呼吸を正常にすることは不可欠です。睡眠時無呼吸症候群になりやすそうな骨格です。ただ呼吸に関与する胸鎖乳突筋と斜角筋くらいは柔らかくしておきたいものです。

またこれらの筋肉を緩めることで、頭痛の改善にもつながってくると予想出来ます。これはぜひ行なって欲しいものです。

 

まとめ

トランプ大統領のような首なし型猫背は、首を痛めやすいだけでなく、頭痛なども起こしやすいのです。またイライラする傾向があります。ストレスを解消できるように、姿勢がもう少し整ってくると良いと思います。

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