MENU

「のびのび健康生活」のオウンドメディア

ゆがみ・ねじれ

ゴルフの腰痛は体軸の歪みが原因!3つのストレッチで改善を!

私自身はゴルフはやっていないのですが、
私のやっている整骨院に来院される患者様の中には、
ゴルフをやってらっしゃる方もいらっしゃいます。

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b98
そこで、どういうフォームでスイングされているのか?
実際に体を動かしていただいて、痛みの原因がわかりました。

体の軸がぶれて、無理に”パワー”でボールを飛ばそうとしたために
不自然に腰がねじれ、太ももにも同様に過度の負担がかかっていたのです。

なので、痛みの部分を施術すると同時に
体の軸がゆがまない動きのアドバイスもさせていただいたところ、
1回でかなり症状が軽くなりました

おそらく同じような悩みをお持ちの方が
他にもいらっしゃると思うので以下に書きます。

ゴルフと姿勢の関係

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b91
先ほど「体の軸がゆがむ」と書きましたが、
それは「背骨が曲がっている」状態のことです。

一言でいうと、猫背ですね。

今回、インターネットでゴルフと猫背についても検索してみたのですが、
やはりほとんどの記事で「猫背はNG」と書かれていました。

実は猫背の本当の原因は骨盤のゆがみにあって、
単に背中が丸いか丸くないかだけの問題ではないことはご存知でしょうか?

なので、骨盤のゆがみを整えて、
軸をまっすぐにした正しい姿勢をとってスイングすると、
腰を傷めずスコアも伸びるということなのです。

姿勢の土台は骨盤と股関節

猫背の根本原因は骨盤のゆがみ

%e9%aa%a8%e7%9b%a4
繰り返しになりますが、猫背になる根本的な原因は骨盤のゆがみです。

多くの人は猫背というと背中など
上半身のさらに上にしか注目していません。

世の中にある多くの猫背矯正法、
例えばストレッチや姿勢矯正バンドも
肩甲骨を寄せたり背中を伸ばすものばかりですよね?
%e8%82%a9%e7%94%b2%e9%aa%a8%e5%af%84%e3%81%9b%e3%82%8b
ですが、体の中心にある骨盤がゆがんだままでは
結局矯正効果はでないか、
体に無理がかかって効果が中続きしないのです。

骨盤のゆがみとは前傾か後傾かということ

%e9%aa%a8%e7%9b%a4%ef%bc%88%e6%a8%aa%e3%81%8b%e3%82%89%ef%bc%89
骨盤はもともとやや前傾しているものです。

ですが、年齢や日ごろの姿勢により
さらに前傾が大きくなったり、
逆に後傾する事があります。

お年寄りはよく後傾してお尻がすべったような姿勢になり、
若者や大人は前傾しているパターンが多いですね。

そうして土台が傾いてしまうと体が倒れないよう
無意識に背中を丸めてバランスを取ろうとして、猫背になるわけです。

%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%88%e8%89%af%e3%81%84%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%81%a8%e6%82%aa%e3%81%84%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%81%ae%e5%a5%b3%e6%80%a7
ゴルフをやるような元気な世代の方は前傾が強いことが多いです。

骨盤が前傾していると股関節も固まり、
スムーズな動きができなくなる・・・
つまりゴルフのスイングも可動域が狭くなってしまってます。

それにゴルフのスイングは腰を回転させますよね?
軸がまっすぐならいくら回転しても問題ありませんが、
骨盤前傾で腰が反った状態で回転を続けると、
腰にはショットのたびに過度の負担がかかり続けて腰痛になります。

eeb407b1ac56132add51d703649f9129_s

年齢とともに筋力が低下し、股関節が硬くなると自然と飛距離が落ちてくるわけですが、
また以前と同じ飛距離を出そうとして(フォームを改善せず)パワーで飛ばそうとした結果
軸がゆがんで腰に無理な力がかかるので、大変危険です。

ゴルフと猫背の関係とは、単に背中が丸いかまっすぐかということではないのです。

骨盤のゆがみ・股関節の固さが本当の問題だったのです。

骨盤のゆがみ改善ストレッチ

1.太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を伸ばすストレッチ

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b910
① 左膝を曲げ、左手で左足の甲をつかみます。
② 両膝が離れないようにして、10秒キープ
③ もしふらふらする場合は壁などにつかまって、右足も同様にします。

2.股関節の前面の筋肉(腸腰筋)を伸ばすストレッチ

96aec810741ddc2e08800de1520be324_s
① 左足を一歩前に踏み出し、前足に体重をのせます
② そのまま後ろ足を伸ばし、股関節の前面が伸びるようにして10秒キープ
③ 右足も同様にします。

この2つのストレッチを毎日行っていると
だんだんと筋肉が伸びて骨盤のゆがみも取れてきます。

また、骨盤が前傾している人は太ももの前の筋肉が
短縮してガチガチに硬くなっています。

これは長時間のデスクワークで座り続けていると
股関節が曲がったままの姿勢で固まってしまうためです。

そこで股関節の前を伸ばすストレッチをするわけです。

3.股関節を柔らかくするストレッチ

584112
① 両足を肩幅の倍に開いて立ちます
② やる人の体力(脚の筋力)に合わせた高さに腰をおとします
③ 両手を膝において、左右に腰を捻るようにして各関節を広げるようにします
④ 左右とも、無理な力を入れないで10秒キープ

このストレッチでは股関節を開くと同時に、反対側を折りたたんでいます。

スイングする時には股関節が柔らかく折りたたまれることも必要です。
もし、股関節が折りたたまれないと手打ちになりますし、
腰の回転パワーの伝達がボールまでスムーズに伝えられないからです。

骨盤のゆがみと股関節の固さがフォームを乱し
腰や足に過大な負担をかけて練習するほど、
ボールを飛ばそうと力むほど体を傷めてしまうわけです。

まとめ

5b4d856845c657b875b46ae3fc2162f8_s
ゴルフをする際には良い姿勢でいることで腰痛が予防できます。

そして猫背を改善して良い姿勢になるためには、
背中ではなく骨盤のゆがみと股関節の固さこそが問題なのです。

なので、一度自分のフォームを客観的に見直し、
ストレッチなどで体を矯正して
正しいフォームに改善するようにしてみてください。

そうすると自然と飛距離も伸びてスコアも上がってきたり、
腰や太ももの側面を傷めることもなくなっていくと思います!

この記事を書いたライター


同じカテゴリーの記事