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「のびのび健康生活」のオウンドメディア

猫背の治し方

パソコン作業の首こりはストレッチで早めに解消を!!

現代では会社でのデスクワークといえばパソコンが不可欠ですね。

一方、今の大学生は子どものころからスマホにはなじんでいても
パソコンにほとんど触れる機会がないまま成長してきたそうです。

なので、大学の課題論文などもスマホから編集・提出するので
担当講師が対応できず頭を抱えているという話も聞いたことがあります。

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ですが、そんな大学生でもデータなど研究成果をきちんとまとめて、
パワーポイントの資料を作成するような場合にはパソコン作業が必須になってきます。

その結果、大学生であっても社会人であっても
長時間のパソコン作業をすることになり、
首・肩のコリを感じる人が増えました。

特に首のコリは頭痛や自律神経失調症の原因にもなりやすいので
肩よりも深刻な症状と言えます。

以下で首のコリの改善方法について書きます。

パソコンに集中している時の姿勢について

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パソコンに集中していると自然と人は猫背になります。

なぜなら、目はパソコンの画面に集中し、
両手も体の前面に伸ばしてマウスとキーボードの操作に
集中しているからです。
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そしてパソコン作業はたいてい長時間に及び、
作業する人はその間ずっと同じ姿勢でいます。

ただでさえ長時間動かずにいると血流が悪くなり、
疲労がたまって筋肉も固くなります。

まして猫背になっていると前に出た顔を支える首や、
丸くなった背中や肩に過大な負担がかかり続けるので、
首・肩のこりといった不調を感じるようになるのです。

首・肩のこりはそれ自体もつらいものですが、
先ほども書いたように首のコリは
頭痛や自律神経失調症の原因にもなります。

それは首の筋肉が固くなることで筋肉の中を通る血管が圧迫されて
脳へ贈られる酸素や栄養が不足する事と、
後頭部にある自律神経の中枢(間脳)が首の傾きに影響されて
働きが乱れることが原因です。

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頭痛も自律神経失調症も慢性化すると日常生活に支障をきたします。
なので、首のこりは早目に解消されなければいけないわけです。

2つの方法で自分の姿勢を確認してみましょう!

まずは自分の首の姿勢がどのようになっているかを自覚しましょう。
自分で自分の姿勢はわからないので以下のようにモノを使います。

1、鏡や写真で自分の姿勢を見る

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まずは鏡の前に立って、自分の顔が前に出ていないか?
首が前傾してないかを見てみましょう。

正面からではわかりずらかったら、
鏡に対して横向きに立ち
(なるべく顔を動かさないようにして)
鏡に映った顔の位置を確認してください。

または自分の普段の姿勢を写真で見る方法がありますが
写真の方が全体を客観的に見ることができ
特に顔や首はわかりやすいと思います。

壁に後ろ向きに背中をつけて立つ

鏡を使っても写真を見てもピンとこない場合は、
壁に後ろ向きに立って背中を壁にくっつけて立ってください。
(身体測定で、身長を計るイメージです)
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背中がついているのに、頭が壁につかなかったら、
明らかに顔が前に出ているということですよね。

だからといって無理に頭をつけると顎が上がってきます。

それは首が前傾した時の角度のままで、
後頭部と首のキワが固まった状態だからです、

なので、後述の後頭部と首のキワを伸ばすストレッチをして、
固まった部分を伸ばしてからだと顎が上がらずにつけられるようになります。

すでにガチガチに固まっている人の場合は、さらにストレッチの直前に
指先の腹で後頭部と首のキワをマッサージしてあげても良いですね。

首のコリを改善するストレッチ

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1、一度顔をできるだけ前に出します

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2、そこからゆっくりと10秒かけて顔を後ろに引いてきます。

前後の動きを大きくすることで、
固まった首の筋肉や骨(頸椎)に動きを出し、
まっすぐな姿勢を取りやすくします。

ここでもやはり気を付けてほしいことは、
顔を後ろに引いた時に顎が上がらないようにすることです。

そのため、後頭部と首のキワを事前に指で揉んだり、
押してあげるとやりやすくなると思います。
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実はそこには天柱、風池というツボもあって、
目の疲れに効くといわれているツボがあります。

なので、パソコン作業で目が疲れた後には、ちょうど良いかもしれませんね。

ちなみに今回は首の辛い人向けに首のストレッチをご紹介しましたが、
なかなかストレッチの効果が感じられなかったり、
首のコリがすぐに再発してしまう場合、
すでに体全体が猫背で固まっている可能性があります。

体全体が猫背で固まっている場合は
姿勢の土台である骨盤から背中や肩も含めて
全身のストレッチを行う必要があります。

以下の記事にそれぞれの部位へのストレッチと
考え方が書かれています。

参考:【ガンコな猫背は「ねこ背は10秒で治せる!」を読んで治そう!】

まとめ

今や仕事に大学の研究になくてはならないパソコンですが、
長時間猫背の作業で起こる首のコリには注意が必要です。

頭痛や自律神経失調症を起こす危険もあるからです。

なので、コリを感じたら早めにストレッチで解消し、
首が前に出た猫背も改善しましょう!

ただし、やっかいなのは、パソコンに限らず
「人間は猫背の方が集中しやすい」ということです。。

なので、パソコン作業中も本当は良い姿勢が望ましいのですが、
作業の効率を上げるなら一時的な猫背も仕方がないかもしれません。

その代わり、作業が終了したらストレッチを行って
自分で正しい姿勢へとリセットできるようにしておきましょう!!

この記事を書いたライター


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