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猫背の治し方

猫背をなおしたい人はお尻から姿勢を見直しましょう!!

今は子どもからお年寄りまで、
猫背に悩む人が多いですね。

昔は猫背というとお年寄りばかりでしたが
今はスマホ・パソコンの普及や
子どもの体力の低下などもあり
若い人たちにも猫背が増えています。

猫背は見た目が良くない上に
肩こりなど身体の不調の原因にもなるため
早めになおす必要があります。

以下に猫背についてくわしく書きます。

猫背は身体が前に前傾している


猫背の定義としては、
「背中が丸く、顔が前に出ている」
ということが昔から言われていますが、
最近では「肩が前に巻き込んでいる」
ことも含まれます。

これらは全体的に身体が前に前傾した状態ですよね。

原因としては(先ほども書きましたが)、
スマホやパソコンを長時間使用するうちに
自然と顔や肩が前に出たり、
背中が丸くなってくることがあります。

それ以外にも、子どものうちから
屋外を走り回って遊ぶより、
携帯ゲーム機で遊ぶ割合が増えた
ことで、
成長期にもかかわらず筋肉が充分に発達せず、
背すじをまっすぐに支えられないこともあるでしょう。


(加齢による筋力低下でも猫背になります)

そんな猫背をなおそうと思ったら、
逆に身体を後ろにそらせば良いことになりますが・・・

ただし、それだけでは根本的な解決にはなりません。

猫背は骨盤からなおす


繰り返しになりますが猫背の定義は、
以下の三つです。

  • 顔が前に出ている事
  • 背中が丸い事
  • 肩が前に出ている事

ですが、実はそこだけなおしても
根本的な身体の部位がゆがんでいたら
すぐにまた元の猫背に戻ってしまいます。

その”根本的な身体の部位”とは、骨盤です。

身体の中心にあって、背骨の土台でもある骨盤が
正常な状態よりも前に傾いて前傾している、
あるいは逆に後ろに傾いて後傾していると、
身体は真っ直ぐではいられず、
無意識に猫背になってしまいます。

自分の骨盤が前傾や後傾しているかどうかを見るには、
鏡でお尻がどうなっているかをチェックしてください。


もし、お尻が持ち上がって腰が反ってたら前傾です。
反対にお尻が平らで前にすべっているようなら後傾です。

例外もありますが、比較的元気な人は前傾が多く、
元気のない人は後傾が多いです。

というのも、
自分で姿勢を良くしようとして
胸を張ろうとすると自然と腰が反って
骨盤が前傾するからです。

逆に脱力した身体では
お尻も前にすべるように骨盤が後傾し
胸をすぼめたような猫背になります。

まずは自分の骨盤をチェックしましょう!

人によっては骨盤も背すじもまっすぐで
顔だけ前に出ている猫背もあります。

そういう人はとりあえず顔だけ
正しい姿勢に戻るようにすればよいのですが
そうでない人はちゃんと骨盤をまっすぐ立てることから
猫背をなおすことを始めましょう。

猫背をなおす方法はストレッチがおススメ


猫背をなおす方法はたくさんあります。

  • 姿勢矯正ベルト
  • 骨盤座椅子
  • 姿勢改善インナー
  • インソール(靴の中敷き)
  • 猫背矯正(整体)
  • 筋トレ
  • ストレッチ
  • ヨガ・ピラティス
  • 太極拳

姿勢矯正ベルトなどのグッズは以前から
通販サイトなどで紹介されていますね。

ですが、長年の猫背でガチガチに固まった身体を
ベルトの力で強制的に伸ばすのは苦痛も大きく、
たいてい効果がでるまで長続きしません。

身体を支える筋力が低下している人には、
一見筋トレはよさそうです。

ですが、猫背の人が筋トレをやると
猫背の上に筋肉が増量されて
かえって悪化するリスクが高いです。

インナーやインソール、座椅子は
ベルトよりは強制力は弱いようですが、
それでも自分でよい姿勢がわかっていないと
本当に良い姿勢を維持できるかは疑問です。

よって、ストレッチやヨガ、太極拳のような
静かな動きで猫背に固まった身体を
少しずつまっすぐになるように
伸ばしていくのがおススメです。


勿論、ストレッチと平行して
整体院などで猫背矯正を受けるのも効果的です。

猫背は骨盤周りのストレッチから改善!

骨盤の前傾は太ももの前の筋肉(大腿四頭筋や腸腰筋)が、
後傾は太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)が短縮していることが主な原因です。

よって、まずはそこの筋肉をストレッチで伸ばしてから、
上体も全体的にまっすぐ伸ばすようにしていきましょう。

太ももの前を伸ばすストレッチ


1、壁などのそばに、両足を肩幅に開いて立ちます。
2、右膝を曲げ、右手で右足の甲をつかみます
3、両膝の間が離れないようにし、太ももの前が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
(ふらつくようなら、壁に左手をついてください)
4、10秒経ったら、左足も同じようにおこなってください

太ももの後ろを伸ばすストレッチ


1、椅子に浅く腰掛け、右膝を伸ばして踵を床につきます
2、右つま先を自分の方に向け、右ひざの上に両手をあてます
3、背中を反らしてお腹を突き出すようにして身体を前傾させ、右太ももの後ろ側を伸ばします
4、太ももの後ろ側が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
5、10秒経ったら反対側も同様にします。

よくお腹を突き出さずに、背中が丸くなっている人がいますが、
それでは太ももの後ろが伸びてこないのでご注意ください。

上半身をまっすぐにするストレッチ


1、足を肩幅に開いて立ちます
2、ゆっくり両手をあげてバンザイをしていきます
3、手がいっぱいまで上がったら胸も斜め上に突き上げるようにします
4、合わせて、なるべく顎が上がらないようにしながら首を後ろに引きます
5、手、胸、首をいっぱいまで伸ばしたところで10秒キープ
6、10秒経ったらその姿勢のまま、身体の力をぬいて手を下ろします

骨盤や背中がまっすぐの人はこのストレッチだけでも結構です。

ストレッチの後は、鏡でご自分の姿勢が骨盤からまっすぐになっているかチェックし、
今度は”良い姿勢のくせ”を身体につけるようにしていきましょう。

結局、良い姿勢を自分がわかっていないと
せっかく一度猫背がなおっても
また時間とともに再発してしまいます

毎日、時間を決めてマメに行いましょう。
1回2分が目安です。

まとめ

猫背の人は多く、それだけに
「猫背が気になる」
「猫背をなおしたい」
という人も多いです。

ですが、そのためには身体の根本部位である
骨盤の状態を確認する必要があります。

骨盤の様子がわかりやすいのは、お尻を見ることです。

骨盤の前傾・後傾についてわかったら
必要なストレッチで猫背の形に
固まった身体を伸び伸びさせましょう!

そして、身体で良い姿勢を記憶すると
猫背の再発も防げます。

この記事を書いたライター


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