
スマホやパソコンを長時間使用していると
人はだんだん猫背になってきます。
特に胸元の高さに持ったスマホの画面を見続けていると
顔が前に出た猫背になりやすいです。
この猫背のことはそのまま「スマホ首」と呼ばれたり、
首が前に出た様子から「首猫背」とも言ったりします。
この首猫背は普通であれば、
矯正治療やストレッチで首をまっすぐに伸ばし、
スマホを胸元から目の高さに持ち上げて使う、
などのことで改善されます。
ですが、中にはそれだけでは不十分な人もいます。
その理由は身体の内面、もっというと「心」にもあります。
以下でそれについて書きます。
首猫背を形作る3つの原因・身体と心
首猫背を形作る原因1・身体の筋肉と骨
先ほどあげたスマホはもちろん、
通常の首猫背は、パソコンやスマホの画面を長時間見ている時、
集中してくるとだんだん顔が前に出てきてなります。
これが1日だけのことならば元の姿勢に戻りやすいのですが、
仕事や勉強で毎日同じ姿勢をとっていると
疲労がたまった筋肉がガチガチに硬くなり、
首の骨(頸椎=けいつい)もその姿勢でかたまってしまいます。
一度固まってしまった身体は残念なことにすぐには元の姿勢には戻せません。
固まった部分の筋肉をほぐしたり伸ばしたりする必要があります。
その上で首の骨も元のまっすぐな状態にしてあげれば
首猫背は改善されます。
首猫背を形作る原因2・身体の感覚(位置覚と運動覚)
身体には感覚があり、そのうち姿勢に関する感覚も猫背を作っています。
常に顔が前に出て首が前傾した首猫背の状態でいると、
それが普通の”位置”だと身体が錯覚して記憶してしまうのです。
(「位置覚の異常」といいます)
また、普段はそれほど首猫背でなくても、
スマホやパソコンの画面を見る時に
”無意識に顔が前に出る”ようであれば、
それも首猫背の記憶が身体にしみてしまっています。
(「運動覚の異常」といいます)
ただし、上記2つの感覚はじっくり3ヶ月くらいかけて
正しい顔・首の位置と動きを新たに記憶させることで改善できます。
首猫背を形作る原因3・心=自信の無さ
首猫背を治すときに意外とやっかいなのが「心」が原因の場合です。
よくあるのが「自信がない」というものですね。
自信がない人は、下から見上げるようにしてオドオドと
周りを伺っていることが多く、まさに首猫背の姿勢ですね。
- 自分がまちがってるんじゃないか?
- 相手に受け入れられないんじゃないか?
- 嫌われるんじゃないか?
- 怒られるんじゃないか?
そういう人は、そんな風にいつもぐるぐる考えていないでしょうか?
ですが、実際は違いますよね?
他人はそんなにこちらを気にしていないし、
何か変な事を言ったからってそれだけで
いきなり嫌われたりすることもありません。
誰だって怒られたくはありませんが、
別に怒られても死ぬわけではありません。
むしろ自分が間違っていたらそこで改善するチャンスです!
逆に怒られるべき時には怒られた方がよいのです。
大人になると他人から怒られるということが無くなるため
非常に”残念な人”というのがあなたの周りにもいないでしょうか?
首猫背になった時の筋肉、筋肉、感覚は外から手で触ったり、
鏡で顔や首の位置をチェックすることで矯正できます。
ですが、心は目に見えず触ることもできません。
なので、「意外とやっかい」と先ほど書きました。
ただし、考え方を変えることで
この問題も簡単な解決策がみつかります。
首猫背の姿勢を良くすると自信が持てるようになる
自信の無さに対する簡単な解決策とは「姿勢を良くすること」です。
自信がないから首猫背になるのと反対に
首猫背を治せば自信も持てるようになります。
その理由は、人の心と身体(姿勢)は互いに深い関係があるために、
良い姿勢の形をとると心も影響されるからです。
つまり、「形から入る」というわけです。
もちろん、最初は慣れないのでドキドキするかもしれません。
すぐに元に戻ってしまうかもしれません。
ですが、感覚の治し方で「じっくり3ヶ月かけて」と書いたのと同じく、
時間をかけて良い姿勢で自信をもったふるまいをしているうちに、
身体も心も改善されてくるのです。
以前とは違った自信のある態度をしていると、
意外と周りの人も好意的に受けれてくれるものです。
その結果、初めは借り物だった自信もやがて本物になります。
首猫背を矯正するストレッチ
首を前後に大きく動かすストレッチ
1、一度大きく顔を前に出して首を伸ばします
2、ゆっくりと10数えながら顔を後ろに引いてきます
3、めいっぱい後ろまで引いた時、顎が上がってないように注意してください
ガチガチに固まった首の筋肉を大きく動かしてほぐします。
早く動かすと筋肉に力が入ってしまうので、
ゆっくり大きくやるのがポイントです。
初めのうちは顎が上がってしまいがちなので、
そうならないよう注意してください。
あくまで顔はまっすぐのまま、身体(背骨)の真上にくるようにします。
鏡で見て正しい位置を記憶する
ストレッチで顔を後ろに引いたら、鏡で見ましょう。
視覚からと身体の位置覚との両方で、
顔と首の位置を身体で記憶するのです。
ストレッチは毎日1回ずつでも良いですが、
鏡チェックは鏡を見つけたら何度もマメに行った方が良いです。
もちろん、スマホやパソコンを使う時も
身体で記憶した正しい姿勢になるよう、
スマホを顔の高さに持ち上げるなどしてください。
まとめ
人は何かに集中していると無意識に首猫背になっています。
ですが、自信のなさから首猫背になっている場合もあり、
そういう人はまず姿勢を治すことで自信がついてきます。
その際には、今までの自分の考えが
大して根拠のないものであったと気が付くと
(リフレーミングとかマインドブロックの解除といいます)
より姿勢改善が加速されます。
首猫背を矯正する際には、
長期間の首猫背でガチガチに硬くなった首の筋肉や骨(頸椎)を
ストレッチで伸ばして正しい姿勢に治しましょう。
もちろん、治した後は鏡でマメにチェックして
その姿勢を身体で記憶するようにします。
正しい姿勢で自信をもったふるまいをするうちに、
だんだん本物の自信をもてるようになります!!