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猫背の治し方

年をとると背中が曲がる!?一生曲がらない背骨をつくるためのポイント3つ

「あなた最近、背中が曲がってきたわね・・・」なんて言われて「ドキッ」とした経験はありませんか?

残念なことに背中が曲がると一気に老け込んでしまったように見えてしまいます。

歳を重ねても「少しでも若々しく見られたい!」というのは多くの人の願いではないでしょうか。

先日、あるバラエティ番組でやっていた「沖縄のおばぁ特集」を見ていて驚きました。

90歳を超えているのに、背筋がシャンとしていて、とてもその年齢には見えないのです。

取材者も年齢を聞いて、「うわぁ〜!全然見えないですね!!」とびっくり。

そのおばあちゃんもとても嬉しそう。

やはり、若く見えるかどうかは、背中の曲がり具合が大きく影響しているように思います。

 

歳をとったら背中が曲がるというのは、当たり前のことではありません。

 

一生曲がらない背骨をつくる。そんな方法があります。

 

 

2万人の猫背を治してきた姿勢の専門家である小林篤史先生が新たに

「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」を出版しました。

 

姿勢の教科書

 

 

今回は、そこで述べられているポイントを3に絞ってお伝えしていきたいと思います。

 

1. 『一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書』の概略

【 目次 】

1.『背すじピン!』を叶えるために

2.背骨はどう曲がっていくのか

3.『一生曲がらない背骨』のつくり方

4.よい姿勢がもたらす10大効果

5.ねこ背をリバウンドさせない生活術

6.丸くなった背中がピンと伸びた体験談

 

姿勢の教科書はこのような形で構成されています。

 

本のポイントとしては、

1.背骨が曲がる理由が絵を用いてわかりやすく書かれているので、

誰でも理解ができます

2.一生曲がらない背骨を手に入れるために行う

解決方法がどれも簡単なものなので、誰にでもできます

3.「姿勢が良くなることでこのような身体の不調が解決されましたよ」

といった体験談が書かれているので、ご自身のお身体の悩みに当てはめて考えられます。

 

つまり、どの年代の方が読んでも理解と実行、問題解決ができる本なのです。

その中で、今回は背骨が曲がらないためのポイントを3つに絞ってお伝えしていきたいと思います。

 

まずは、現状を把握して頂くために、背骨の曲がり型の分類についてお伝えします。

 

 

2.背骨が曲がらないためのポイント3つ

 

ポイント① まずは現状を把握しよう!

「曲がった背骨は3つのステージに分類できる。」

背骨の曲がり方は以下の3つに分類されます。

1.首曲がり期

 2.背曲がり期

 3.腰曲がり期

 

1.首曲がり期とは

首曲がり期

  • ねこ背の初期から定着期
  • 背中が曲がり始め、肩や頭が前に出てきた状態
  • 骨盤が前傾、後傾することで背中が曲がり始める

 

 

2.背曲がり期とは

背曲がり期

  • 背骨の変貌期
  • 将来背骨が曲がって行った時の山の頂点となるポイントが生まれてくる

 

 

3.腰曲がり期

腰曲がり期

・折れ曲がりの最終形態

・腰が90度くらいまで曲がっている

・骨密度低下と共に、筋力が落ち、カーブが強くなり、場合によっては圧迫骨折が起きる

 

背骨の曲がり方はこのように分類されるのですね。

では、みなさんの背骨は今どのステージに当てはまるのでしょうか?

 

猫背ポイント

 

 

今回はみなさんに現状を把握して頂くために、特別に本の中からチェック方法を抜粋しました!

 

下の項目で該当する物をチェックしてみましょう。

 

□40代以上である

□70代以上である(40代以上をチェックした人も70代以上なら再度チェック)

□最近、「姿勢が悪くなった(ねこ背になった)」と言われたことがある

□自分でも背中が丸くなってきたと思う

□前屈が苦手だ

□脚が90度以上開かない

□腰痛、膝痛、股関節痛のいずれかがある

□バンザイの姿勢が取りにくい(腕が上がらない)

□移動の際、シルバーカー(高齢者など足腰が衰えた人の歩行を補助する手押し車)や杖に頼ることがある

□スーパーの買い物カートに寄りかかって移動している

□ささいなことで骨折したことがある。もしくは身長が縮んできた

□横断歩道で青信号を渡り切れないことがある

□疲れやすく外出するのがおっくうになった

 

 

チェックした数が、

 

0ポイント➞ねこ背ではない

1~4ポイント➞ステージⅠ「首曲がり期」

5~8ポイント➞ステージⅡ「背曲がり期」

9ポイント以上➞ステージⅢ「腰曲がり期」

 

いかがでしたか?

 

このテストはあくまで目安ですが、

みなさんの背骨は、現状ではそのステージに位置している可能性があります。

 

姿勢の教科書の86ページ以降には各ステージの解決方法が記載されています。

 

姿勢の教科書

 

 

ここの章ではまずご自身の今の状態を把握して頂くことが1つ目のポイントでした。

各ステージ毎の解決方法は本を参照頂ければと思うのですが、

実は、どの背骨の曲がり期の分類にも共通する背骨が曲がってしまう根本的な原因があります

次の章では、その原因をお伝えしていきます。

 

ポイント② 背骨が曲がる根本的な原因とは?

背骨の関節化である!」

背骨の関節化

 

みなさんに質問です。

みなさんは足元にある物をどのようにして拾いますか?

 

拾う

 

 

この拾い方1つで背骨が曲がりやすいタイプの人なのか?

 

それとも一生曲がらない背骨を手に入れられるタイプの人なのか?がわかります。

 

ねこ背の人とねこ背でない人の物の拾い方の違い。

 

それは・・・

 

股関節を曲げて足元にある物を拾うことができるかどうか?」なのです。

 

股関節

 

どういうこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

みなさんは前に屈む時、どこを中心に身体を折り曲げていますか?

 

股関節から曲げることができていれば正解です。

 

姿勢がいい人の物の拾い方

 

しかし、姿勢が悪い方のほとんどが股関節が硬くなっていることが多いのです。

 

そうするとどこから身体を曲げるのでしょうか?

 

どこから曲げると思いますか?

 

そう、腰から曲げてしまうのです。

 

姿勢が悪い人の物の拾い方

 

 

 

それは当たり前のことだと思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、それは誤った認識なのです。

もちろん前に屈むときは、腰も少しは曲がるかもしれませんが、

股関節が硬い方はたいてい腰のみで前屈してしまっています。

 

身体が固い

 

そうすると何が起きるでしょうか?

背骨は頻繁に曲げ伸ばしされることで、よく動くようになりますが、

股関節の動きはどんどん悪くなり背骨でしか前後屈ができない身体になってしまいます。

 

姿勢が悪い人の物の拾い方

 

つまり、本来の関節である股関節が関節として動いてくれないために、

もともとは大きく使われることのない背骨が関節化してしまうのです。

股関節が動かなくなるとより一層背骨の曲がりが強くなり、

腰はよく曲がるけど、それと同時に筋力低下が生じることで、腰を元の位置に戻せなくなり

やがてはステージⅢ「腰曲がり期」のように

腰曲がり期

 

常に腰の骨が曲がったままの状態になってしまいます。

恐いですよね。

物の拾い方1つで将来の背骨の曲がり方がわかってしまうわけなのです。

 

正しい前屈

 

では、一生曲がらない背骨を手に入れるために、まずなにをすればよいのでしょうか?

次の章でお話させていただきます。

 

4. ポイント③ 一生曲がらない背骨を手に入れる唯一の方法とは?

「骨盤を立てることである!」

骨盤を立てる

 

骨盤を立てることで、一生曲がらない背骨を手に入れることができます。

では、骨盤を立てるというお話しをする前に、

背骨が曲がってしまう要因をまとめてみたいと思います。

 

要因は大きく分けて2つあります。

1.根本的要因

2.二次的要因

 

根本的要因とは、ねこ背や背骨の曲がりを引き起こす主要因です。

二次的要因とは、姿勢が悪くなっていく時に、その姿勢の悪さを助長させ、背骨を曲げていく要素のことです。

つまり、

パソコンやスマホなどによる前屈み姿勢や、加齢、骨密度、関節痛の有無ライフスタイル

女性ならハイヒールを履くことなどは二次的要因に分類されます。

 

姿勢が悪くなる原因姿勢が悪くなる原因姿勢が悪くなる原因

 

 

では、根本的な要因とはなんだと思いますか?

もちろん先で述べた「背骨の関節化」も要因の1つです。

ただし、その「背骨の関節化」よりも更に根本的な要因があります。

 

その答えは・・・

骨盤の傾きです。

 

骨盤前傾後傾

これが将来背骨が曲がっていくかどうかを左右するもっとも重要な要素なのです。

本来、私たちの骨盤はまっすぐ立っているべきものなのです。

 

骨盤を立てる

 

ところが、加齢や生活習慣、身体の使い方のクセによって、この骨盤が前に傾いたり、後ろに傾いたりします。

それこそが、背骨が曲がり始める原因のはじまりなのです。

では、骨盤が傾くと次になにが起きてくるでしょうか?

 

例えば骨盤が前に傾くと・・・

・お腹が前に出る

・お尻は後ろに突き出す

 

このような状態になります。

通常、姿勢がよい人の場合、背骨はゆるやかなS字状のカーブを描いており、

腰椎(背骨の腰の部分)は前に少し反っています。(前彎)

 

反り腰

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、骨盤が前傾するとその腰の反りが強くなり「反り腰」になります。

そうすると内股になります。

骨盤の変化は上半身にも影響します。

骨盤が前傾すると、顔が通常の位置よりも前に出る傾向があります。

 

顔出し猫背

 

こうした一連の流れはすべて、前に傾いた骨盤のバランスを取るための変化なのです。

 

このように人間の身体は、どこかが出ればバランスを取るために、どこかが引っ込む

凸凹の法則』というものを持ち合わせています。

 

では、骨盤が後ろに傾くとどうなるでしょう?

骨盤が後ろに傾くと・・・

  • お尻が引っ込む
  • 腰が丸くなる
  • 足はガニ股になる
  • 膝が伸びきらず、曲がったままになる
  • 上半身は背中が全体丸くなる
  • 肩が前に出る傾向にある

 

このように骨盤前傾、後傾によって身体に連動した変化が起きてきます。

しかし、それだけでは終わりません。

 

先ほどもお話した通り、骨盤のゆがみがすべての始まりなのです。

この延長線上に背骨が曲がっていくという現象が起こってきます。

では、この骨盤を整えるためにはどうすればよいでしょう?

 

次の章で誰でもできる簡単な対策方法をお伝えしておきます。

 

5.「骨盤を立てる方法」とは?

ストレッチ

誰でも簡単にできる骨盤を立てる方法を2つお伝えしていきます。

1.ストレッチ

2.骨盤ケア下着の着用

 

1.「骨盤を立てる」ストレッチについて

 

ここでは

1.骨盤の前傾を治すストレッチ

2.反り腰を治すストレッチ

3.骨盤の後傾を治すストレッチ

 

3つをお伝えします。

 

①骨盤の前傾を治すストレッチ

太ももの前の大腿直筋を伸ばします。

ここで少し筋肉のお勉強です。

 

この大腿直筋

大腿四頭筋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起始 (筋肉がはじまるところ)

下前腸骨棘 (かぜんちょうこつきょく)

俗に言う腰のベルトが引っかかる部分の少し下のところ

 

 

停止(筋肉が着くところ)

脛骨粗面(けいこつそめん)

俗に言う膝のお皿の下の部分

です。

 

この筋肉を意識して、ももの前面を伸ばすストレッチを片足30秒1セットずつ行いましょう。

 

 

四頭筋ストレッチ

 

 

 

この時に、ストレッチをしている方の膝が反対の膝よりも前に出ないように注意して下さい。

反対の膝より前に出てしまうとストレッチの効果が薄れてしまいます。

 

 

②反り腰を治すストレッチ

 

反り腰の場合は、その状態で腰の筋肉が固まってしまっていることが多いです。

 

 

その固まってしまった筋肉をストレッチする方法です。

 

 

腰のストレッチ

 

 

この写真のように、腰の下に専用の枕もしくはタオルを入れて寝る前に2分腰の筋肉のストレッチをします。

そうすることで、日常生活で凝り固まってしまった腰まわりの筋肉が柔らかくなります。

普段、朝起きたときに腰が痛い方も、寝る前に行って頂くと、翌朝腰が痛いということも解消ができます。

 

本来は、背すじのびのび枕」という商品

こちらを使用頂くと効率よく伸ばすことができますが、

まずはバスタオルを2枚きつーく巻いてそれを腰の下に入れてみてください。

 

タオル(枕)を入れる場所に関しては、長座で腰の丸みがある部分(お山の頂上)のやや下に入れて頂けると良いのですが、

 

わからなければ、まずは腰の部分に入れてみましょう。

しっかり腰が伸びているなという場所何か所かにタオル(枕)を入れて、それぞれで2分ずつ伸ばしてください。

腰がスーッと伸びて楽になり

反り腰が改善されて、骨盤も起きてきます。

 

骨盤後傾を治すストレッチ

骨盤後傾の方は、お尻の筋肉が弱くなり、ハムストリングスで身体を支えている方が多いです。

そのままハムストリングスが固まっていくと更に骨盤後傾が加速してしまうため、

まずはハムストリングスのストレッチを行なってみてください。

ここで少し筋肉のお勉強です。

ハムストリングス(大腿二頭筋長頭、短頭、半腱様筋、半膜様筋の4つの筋肉の総称)

ハムストリングス

 

特に骨盤後傾に関与する筋肉は

 

1、大腿二頭筋長頭(だいたいにとうきんちょうとう)

起始:坐骨結節(ざこつけっせつ)

坐骨結節は一般的には坐骨と言われている、座った際にイスに当たっているでっぱりです。

 

停止:腓骨頭(ひこつとう)

膝裏のやや下あたり

 

2、半腱様筋(はんまくようきん)

起始:坐骨結節(ざこつけっせつ)

 

停止:脛骨粗面(けいこつそめん)の内側

膝の内側のお皿の下あたり

 

 

3、半膜様筋(はんけんようきん)

起始:坐骨結節(ざこつけっせつ)

 

停止:脛骨(けいこつ)の内側顆

膝裏の内側のやや下あたり

 

このようにももの裏の大きな筋肉はほぼ「坐骨結節(ざこつけっせつ)」という部分についています。

この筋肉たちが固まることにより坐骨結節をひっぱてしまい、骨盤が後傾しやすくなってしまうのです。

 

ハムストリングスのストレッチに関しては、

1.イスに座る

2.ストレッチしたい方の足を伸ばしかかとを地面につける

3.身体をその足の方へ倒す

4.そのまま10秒(可能であれば30秒)伸ばす

そうすることで膝の裏からもも裏まで伸びてくると思います。

 

ハムストリングスストレッチ

 

2,骨盤ケア用下着

最近では骨盤を立たせてくれる下着が販売されています。

 

患者様の中にはこの下着を履くだけ下っ腹が引っ込んだり、腰痛が無くなったという方もいらっしゃいます。

それだけ骨盤を立たせてあげることは大切なことなのです。

 

それが、整体ショーツNEO(女性用)

整体ショーツNEO+

 

 

整体パンツZERO(男性用です。

整体パンツZERO

 

 

このふたつの商品は、従来の骨盤矯正下着とは違い、

『本当の意味』で骨盤を立たせる理論で作られています。

 

従来の骨盤矯正ショーツとの違い

 

【従来の商品との違い】

・従来の骨盤矯正下着

強制的に骨盤を前傾させてヒップアップさせる方向に持っていく

 

・整体ショーツNEO、整体パンツZERO

骨盤前傾の方

骨盤を後ろに引き、骨盤を立たせ、反り腰が解消される。

 

骨盤後傾の方

→骨盤が後ろに下がりすぎないように仙骨部分を支える

 

このようなつくりになっています。

 

興味がある方は一度履いてみていただけるとその違いがわかるかと思います。

商品取り扱いページはこちら

https://nobinobikenko.com/

 

メンズ版が登場したのは最近で、私も履いています。

私は骨盤前傾で反り腰になりがちなのですが、このパンツを履いていると骨盤が立つため、

腰も非常に楽になり、姿勢も整います。

 

日常的に骨盤を起こした状態をキープしてあげることで、

その骨盤を支えるための腹筋や、お尻の筋肉が働くようになり、

自分の力で骨盤を立たせてあげられるようになりますよ。

 

まずは、ストレッチや下着をうまく活用しながら姿勢の土台である骨盤を立たせてあげて

一生曲がらない背骨を手に入れる準備をしていきましょう。

 

6.まとめ

今回の記事の内容を行って頂くだけでも「一生曲がらない背骨」を手入れる基礎は身につくと思います。

最後に今回のポイントをまとめます。

  1. 自分の背骨の曲がり方がどの段階なのか把握しましょう。
  2. 背骨が曲がり出す根本的な原因である骨盤の傾き方を確認しましょう。
  3. 1,2を踏まえた上で、自分に合ったストレッチなどのケア方法を取り入れていきましょう。

 

詳細は「一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書」を参照いただくと更に理解が深まると思います。

Amazonページはこちら

https://amzn.to/2Vanxz1

小林篤史の著書には他に、

『ねこ背は10秒で治せる!』(マキノ出版)

 

ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ

『ねこ背が治る!寝たまま「耳ピタ」ポーズ』(KADOKAWA)

などがあります。

 

おまけで骨盤前傾、骨盤後傾の見方をお伝えしておきます。

【おまけ】骨盤の傾き方を知る方法

骨盤の傾きを見る指標をお伝えしておきます。

 

①骨盤の前後傾を見る方法

基本的には身体の前側にある「上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)」

上前腸骨棘

と身体の後ろ側にある「上後腸骨棘(じょうごちょうこつきょく)」の高さを見比べます。

上後腸骨棘

 

 

骨盤前傾、骨盤後傾

 

どちらも触ってみると少しだけ隆起しているため、姿勢を見る時の指標として使われるのです。

 

上前腸骨棘(身体前の側)が上後腸骨棘(身体の後側)より下にあれば骨盤前傾

 

上前腸骨棘(身体前の側)が上後腸骨棘(身体の後側)より上にあれば骨盤後傾している可能性があります。

 

骨盤が立っている方は、上前腸骨棘と上後腸骨棘の高さが上前腸骨棘が少しだけ下に位置し、

 

軽度の前傾をしていますが、ほぼ同じくらいの高さに位置しています。

 

 

②左右の傾きを見る方法

自分でチェックをする場合は、鏡の前で左右の上前腸骨棘の高さを見比べます。

上前腸骨棘

 

どちらかの上前腸骨棘が下がっていればその方向に骨盤がゆがんでいます。

また、骨盤がゆがむことで、腰椎(腰の骨)も回旋してしまい、

背骨にも歪みが出ている可能性があります。

わたしたち姿勢の専門家はこの目印で骨盤の歪みをチェックしています。

最近もお電話で、「『姿勢の教科書』を読んでストレッチをしているけれど、自分の骨盤の歪み方がわからない」

というお問い合わせをいただきました。

その方のその行動は『正解だな』と思いました。

せっかくストレッチを行って頂いていても、自分の骨盤にあったストレッチを行わないと効果がでずらいものです。

ですので、その方に関しては、来週ご来院いただき、しっかり骨盤のチェックをさせて頂きます。

まずは、自分の状態を把握することが大切です。

わからないことがあれば相談だけでも大丈夫ですので、いつでもお気軽にお声がけくださいね。

この記事を書いたライター


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