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「のびのび健康生活」のオウンドメディア

猫背が原因で起きる疾患

ビジネスの場で猫背はNG!!背筋を伸ばして業績アップ!!

先日、「企業も社員の猫背を気にする時代!健康は良い姿勢から!!」
という記事を投稿したのですが、
実は猫背を気にしているのは企業だけではありません。

企業で働く社員の方々自身も猫背を気にしているようです。
先日こういう本を知りました。

「なぜ、ビジネスエリートには猫背のひとがいないのか?」」

 

以下でビジネスと猫背について書きます。

ビジネスの現場でもよい姿勢は評価が高い


例えば、初対面の取引先の社員が猫背の場合、
だらしなく見えたり、自身がなさそうに見えてしまって、
なかなか信頼しずらいのではないでしょうか?

もしかしたら、実際に何年も一緒に仕事をしてみたら
ちゃんとした仕事ぶりで信頼できる人かもしれません。

ですが、そもそも「何年も一緒に仕事をする人を選ぶ」には、
やっぱり第一印象が大事だと思います。

まっすぐに背すじの伸びた良い姿勢の人からは、
それだけで信頼できそうな”力強さ・有能さ”を感じます。

しかも、猫背がマイナス印象を与えるのは取引先だけではありません

同じ会社内の上司や部下に対しても同様にマイナス印象を与えると思います。

つまり、会社の内外を問わず、猫背は常にマイナスであり、
良い姿勢は相手に信頼される第一歩といえるわけです。

猫背の原因は長時間のデスクワークなど


ビジネスの現場ではデスクワークが多いと思いますが、
特に最近はほぼパソコン作業というケースが多いようです。

長時間パソコンに向かい、キーボードをたたいていると
人はだんだんと猫背になってきます。

それは目の前の作業に集中した結果としてやむを得ないことでもあります。

仮に、長時間のパソコン作業中、ずっと良い姿勢でいたとしましょう。
猫背になっているときと比べて、おそらくあまり仕事の能率が
上がらないのではないでしょうか・・・

人はなにかに没頭すると前のめりになるものなのです。

だからといって毎日猫背になることを繰り返していると、
身体に猫背のくせがついてきてしまいます

たとえデスクワーク中に猫背になっていても、
終わればよい姿勢に戻れれば問題はないかもしれません。

ですが、猫背のくせがついていると、
常に猫背でいるようになってしまうリスクが高まります・・・

猫背は相手にマイナス印象を与えるという「見た目の問題」を書きましたが、
実は肩こり・腰痛、さらに脳の活動といった「フィジカル面」にまで悪影響があるのでよくありません。

猫背が身体に及ぼす悪影響

長時間のパソコン作業では、身体の以下の部分が猫背になりがちです。

  • 円 背:作業にのめりこむうちに背中が丸くなる
  • 巻き肩:キーボードやマウスを使っているうちに肩が前に出る
  • 首猫背:パソコンのモニターやスマホを長時間みることで首が前傾し、顔が前に出る
  • 腰猫背:長時間座り続けているうちに骨盤が普通の状態より前や後ろに傾く

猫背になっている人は、たいてい上記のうちいくつか(人によっては全部)の
猫背が同時に起きています。

猫背になった首や腰には通常より過度の負担がかかり続けるために、
疲労が蓄積していき、やがてコリや痛みを生じるようになります。

さらに、猫背による仕事への悪影響は脳にもあります。

猫背で背中が丸く、肩が前にでいると
胸は大きく広がらないので中の肺も縮こまったままです、
そのため、呼吸は浅く短くなり、
呼吸でとりこまれる新鮮な酸素も本来より減少します

その結果、脳も無自覚のうちに酸欠になり、
集中力や思考力も本来の能力より低下します。

長期間猫背の姿勢が続くと骨格もその形で固まってしまって、
なかなか良い姿勢に戻りづらくなります。

もし、猫背の自覚が少しでもあるなら早めに対処する必要があります。

猫背の改善はストレッチがおススメ!


猫背の改善方法は、今は色々あります。

筋トレ、ストレッチ、ヨガ、太極拳、姿勢矯正グッズ・ベルト、などなど・・・

ですが、必ずしもすべての方法が有効というわけではないようです。

といいますのも、仕事などで長期間猫背でいると、身体に猫背のくせがついています。
猫背のくせとは、「猫背で骨格や筋肉ががちがちに固まっていること」と、
「猫背を普通の姿勢に感じていること」の2つの面があります。

なので、例えばいきなり姿勢矯正ベルトで背筋を伸ばすと苦痛を感じたり、
筋トレをしても猫背のまま筋肉が増量し、かえって悪化するリスクがあるのです。

なので、一度ストレッチやヨガなどで、
「がちがちに固まった身体を無理のない範囲で伸ばし」、
「よい姿勢のくせを身体で記憶する」
ようにする方がおススメです。

ちなみに、猫背というと先ほどのように背中や肩といった、
猫背部分にのみ注目し、そこだけ改善したくなります。

ですが、ストレッチは骨盤からはじめてください。

その理由は、姿勢の土台は身体の中心である骨盤だからです。
骨盤がまっすぐ立っていないと、
いくら背すじを伸ばして姿勢を良くしても
またじきに元に戻ってしまいます。

3つのストレッチで骨盤から良い姿勢に!

骨盤の前傾を改善するストレッチ


1、壁などのそばに、両足を肩幅に開いて立ちます。
2、右膝を曲げ、右手で右足の甲をつかみます
3、両膝が離れないようにし、太ももの前が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
(ふらつくようなら、壁に左手をついてください)
4、10秒経ったら、左足も同じようにおこなってください

骨盤の後傾を改善するストレッチ


1、椅子に浅く腰掛け、右膝を伸ばして踵を床につきます
2、右つま先を自分の方に向け、右ひざの上に両手をあてます
3、背中を反らしてお腹を突き出すようにして身体を前傾させ、右太ももの後ろ側を伸ばします
4、太ももの後ろ側が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
5、10秒経ったら反対側も同様にします。

骨盤の傾きが大きくなる原因は、
(骨盤についている)太ももの筋肉が短縮した状態で
硬くなっているからといえます。

前傾なら太ももの前、後傾なら後ろの筋肉です。

理屈の上では傾いている側だけやればよいようですが、
長時間デスクワークで座り続けている足は疲労していることも多いので、
両方伸ばしてあげると間違いないかと思います。

猫背の身体を伸ばすストレッチ


1、足を肩幅に開き、肩の力をぬいて立ちます
2、万歳をする時のようにゆっくり両腕を頭の横まで挙げてください
3、同時に腕の動きに合わせるように胸をそらせ、顔も斜め上を見上げるようにします
4、背中から肩にかけていっぱいまで万歳したところで10秒キープ
5、10秒経ったら、脱力して「ストン」と横から腕をおろします

斜め上を見上げるように万歳すると、猫背とは反対方向に身体が伸びます。
身体がその状態のまま、腕をおろし、顔を前に向けるとよい姿勢がとれてきます。

身体に良い姿勢のクセをつける


良い姿勢をとれたら、鏡でマメに自分の姿勢をチェックして、
身体で記憶するようにしましょう。

そうすると、また仕事に没頭して猫背になっても
良い姿勢に戻りやすくなってきます。

まとめ

猫背は見た目が悪くなるだけでなく、
身体のフィジカル面でもマイナスな症状の原因となりえます。

どちらもビジネスの業績に直結してくると思いますので、
普段からストレッチで背すじをのばし、
良い姿勢を身体で記憶するようになさってください。

この記事を書いたライター


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