今年（平成30年）のゴールデンウィークは、
最大で9連休になる人もいるそうですね。
もちろん、御仕事柄そんなには休めなくても
4月28日（土）～30日（月）の3連休と
5月3日（木）～7日（日）の4連休で、
合わせて7連休という人もいたかと思います。
お天気も良かったので、近場や遠くのイベントなどで、
あちこちにお出かけして楽しまれた人も多いのではないでしょうか？
そうして連休を楽しむのは大変結構なのですが、
その一方で意外とゴールデンウィークは太りやすい時期でもあります。
肥満は放置しておくと身体の不調の原因にもなるリスクがあるので、
早めのダイエットが肝心です。
以下でそれらについて詳しく書きます。
ゴールデンウィークで太りやすい理由
ゴールデンウィークの連休で太りやすい理由には以下の３つがあります。
- イベントや旅行で各地の美味しいものを食べ過ぎる(量や回数が増える）
- 環境が変わって便秘になりがち
- 自宅でごろごろして運動不足
毎度のことながら、連休前にはテレビの情報番組や雑誌で各地のイベントが紹介され、
そこでは必ず美味しそうな食べ物・限定品などがたくさん紹介されていますよね。
そういうものを食べに行くだけでなく、
陽気もよいので仲間内での野外バーベキューを楽しむ方も多いと思います。
そうして食べる量や回数が増える一方、
便秘 つまり出す方は滞りがちです。
普段と違う環境で軽く緊張状態になったり、
外出先のイベント会場などでは行きたい時にトイレに行けない、
汗をかいて水分不足、などの原因が考えられます。
また、自宅でごろごろして動かなくても食べる量が同じだったり、
むしろだらだらお菓子などを食べていたりしていたら体重は増加しますよね。
「休日太り」という言葉もありますが、
連休中はそれが何日も続くので余計太りやすくなるわけです。
増えた体重は早めにダイエットで減らしましょう！
そんな風に増えた体重も早めにダイエットを始めれば、
元の体重に戻しやすいです。
逆に連休終わって通常の生活リズムに戻った際に、
つい連休明けのあわただしさに体重のことを忘れてしまうと
ずるずると増えたままの体重で落ち着いてしまうリスクがあります。
中には、逆に通常の生活リズムに戻ったことで自然に体重が戻る人もいるでしょうが、
そういう人も年を重ねて中高年以上になるとなかなか戻りにくくなると思われます。
ダイエットを早く始めた方が成功しやすく、
時間が経つほど大変になる理由は身体の仕組みにあります。
元々、野生の生き物は必ず食事が食べたい時に食べられるとは限りませんでした。
何かを食べたとしても次にいつ食べ物を食べられるかわからないので、
身体に取り込んだ栄養を蓄えるような仕組みがあるのです。
よって、3度の食事が当たり前に食べられるような現代では、
好きなように食べているとあっという間に太ってしまうのです。
また、もう一つの仕組みとして順応力、適応力と呼ばれるものもあります。
連休でいつもより食べ過ぎると、当初は「食べ過ぎ」と感じていても
やがてそれを普通に感じてしまったり、
「胃拡張」といって、胃袋が膨らんで入る量も増えます。
そんな状態が続くと、身体は増えた体重がいつもの体重と感じるようになり、
ダイエットによる変化に対して抵抗しようとします。
いわゆるリバウンドというもので、ダイエットが失敗する原因ですね。
よって、増えた体重に慣れてしまわないうちにダイエットを始めた方が成功しやすいのです。
ダイエットを姿勢の改善から始める理由
ダイエットの方法は色々あります。
- 食事制限（カロリー制限・一つのものだけ食べる）
- 運動
- レコーディング（記録）
- サプリ
それぞれの方法にメリット・デメリットはあると思いますが、
ここでは特にその事には触れません。
猫背矯正ラボでは、どういったやり方をするにせよ、
まず姿勢、特に骨盤周りのゆがみがあると
成功しにくいということを書かせていただきます。
何故なら、骨盤周りがゆがんで筋肉も固まっていると
下半身の血液やリンパの流れが悪くなり、
むくみや代謝低下の原因となるからです。
そんな状態でダイエットをするよりも
骨盤を整えて固まった筋肉に動きを出していった方が
より効果が出やすいとはいえないでしょうか？
また、骨盤のゆがみが矯正されてまっすぐ立つようになると
ぽっこりお腹やでっ尻も改善されて、
全身のシルエットがスッキリ見えるようになる効果も期待できます。
ちなみに骨盤がゆがんでいると猫背にもなりやすいので、
猫背を改善するためにも骨盤の矯正は必要です。
骨盤のゆがみを矯正する２つのストレッチ
骨盤のゆがみは骨盤周りの固まった筋肉を伸ばして矯正していきます。
それらの筋肉は太ももの前後についているのでそれを伸ばします。
骨盤（太もも）の前の筋肉（大腿四頭筋）を伸ばすストレッチ
１、壁などに手をついて左足で立ち、右ひざを曲げて足の甲を右手でつかみます。
２、そのまま太ももの前の筋肉が「伸びてるなー」という所で10秒キープします
３、左足も同様に10秒伸ばしてください。
骨盤（太もも）の後ろ側（ハムストリングス）を伸ばすストレッチ
１、椅子に右足を前に伸ばして座ります
２、背中はまっすぐ伸ばしたまま、股関節から身体を前屈させます
３、太ももの後ろが「伸びてるなー」という所で10秒キープします
４、左足も同様に10秒伸ばしてください。
※背中を丸めてしまうと意味がありません。胸を張るようにしておこなってください。
骨盤をまっすぐ立てるくせをつける
１、２つのストレッチを行った後、鏡で自分の姿勢をチェックします
２、お尻の穴がまっすぐ下を向くようにして骨盤をまっすぐ立てます
３、毎日マメに鏡でチェックして、身体でその姿勢を記憶するようにしてください
立っていても座っていてもどちらの状態でも、
お尻が前に滑っていたり後ろに持ち上がっている人は、
骨盤がゆがんできます。
骨盤をまっすぐ立てた姿勢を身体で記憶し、維持するようにしてください。
そうすると、下半身の血液・リンパの流れも改善する上に
ストレッチで太ももの大きな筋肉に動きが出て代謝も上がり、
ダイエットの効果も出やすくなってきます。
まとめ
楽しかったゴールデンウィークももうすぐ終わりですが、
体重が増えやすい時期でもあります。
もしも太ってしまった人は、早めにダイエットを始めて元の体重に戻してください。
早く始めるほど成功しやすいです。
また、その際にはまず姿勢、特に骨盤のゆがみから始めると効果も出やすいです。
姿勢の改善とダイエット、どちらも成功させて
見た目も健康もよい状態を維持なさってください。
猫背とダイエットについてはこちらの記事もご参照ください。
参考：ダイエットは猫背の矯正から?!猫背と肥満を同時に改善!!
小林 篤史
