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運動・ストレッチ

サッカー選手の猫背は良いの?ポイントは骨盤にあり! 

連日、テレビではワールドカップの話題で持ち切りですね! 日本では夜に放送されるので、 リアルタイムで視聴している人の中には 寝不足に悩まされることも多いと聞きます。

 

僕自身は、サッカーに限らず球技経験は少ないのですが、 やはり姿勢とその競技の関係には気になりますね。

 

今回は、サッカーと猫背の関係についていくつか紹介された記事から考察してみます。 少し前の記事ですが、いくつかある中で、こちらの記事が参考になりました。

参考:宇佐美貴史の欧州挑戦を阻む「猫背」。 ルーニーの姿勢の使い分けを学べ!

参考:なぜメッシは猫背でも超一流なのか?

サッカーにおける猫背の2つのデメリット

一般的に言って、サッカーは手を使わずに足でボールを運んで、 相手ゴールにいれたら得点となるスポーツですね。 (手でボールに触れていいのはゴールキーパーのみ) けっこう広いグラウンドの中で、 ずっと脚でボールを蹴ったりドリブルしながら走る時には、 猫背になっていた方が良さそうではあります。 ただ、猫背になると目線が下がって視野が狭くなるなど、 専門家によると猫背によるデメリットも2つほどあるようです。

1、最後まで一定のパフォーマンスを維持できない

上記サイトの専門家の意見によると、猫背の選手は、 一度踏ん張ったり、地面を強く蹴ったりしないと動き出せないといいます。 サッカーは、急発進・急停止・急転回する動きをずっとし続けなくてはいけないので、 試合中の90分間の動きにけっこう無駄が多いようなイメージが出てきます。

2、猫背はスピードの変化をつけられない

サッカーに限らず、実は走るという動作において、 スピードの上げ下げは難しい技術です。 速度が低い状態から、一気に上げる際は体に負担がかかるので、 姿勢が悪いと力を浪費しながら走る結果、疲労しやすくもなるようです。 日本人の多くの選手は姿勢が悪いからスピードの強弱がつけられず、 守備する側からは同じリズムのドリブルというのは予測しやすいので、 日本の選手が欧州に行くと簡単に抜けなくなるのもそれが原因ともいわれています。 つまり、競技中求められる動きが十分にできない上に 相手側からも防御がしやすくなる、というリスクがあるわけです。

猫背によるメリットも2つある

1、猫背がシュートの時に武器になる

ですが、猫背はデメリットだけではありません。 相手ゴール近くで、ボールが足元にさえ収まれば、 小さな動きでトリッキーなシュートを素早く打つこともできます

2、ゴール前の密集地帯では有利

ゴール前には両チームの先週が密集し、余分なスペースはありません。 ボールを持っている選手はいかにせまる相手につかまらず、 持っていない場合は相手のボールをいかに捕りにいくか、 という互いのしのぎあいが行われます。 そんな中で、身体の動きも使って攻防をするわけですから ボクサーのように身体が前傾して猫背になっている方が すり抜けるような動きがしやすいでしょう。

大事なことは状況に応じた使い分け

猫背によるデメリット・メリットについて書いてきましたが、 実はそんなに単純なものではないようです。

とういうのも、「例えば、ルーニーという選手は長い距離を走るときは背中をうまく使い、 ボールを扱う瞬間に体を丸く小さくして、前側の筋肉を使う」そうだからです。 それは、背筋のような背中側の筋肉は大きな動きに向いているのに対し、 腹筋などの身体の前側の筋肉は細かく小さい動きに向いている、という人体の仕組みによります。

つまり、ルーニーはシュートの場面では体を丸めて、全身をコンパクトに使って蹴っているが、 それ以外の場面では実に姿勢が良く、背筋を伸ばして走っている、というわけなのです。。 他にも「クリスティアーノ・ロナウドは、ドリブルを仕掛けるときに逆に姿勢が良くなる」 という話もあるくらいです。

一流の姿勢は骨盤が違う

状況に応じて、背中を曲げたり伸ばしたりできることが サッカーの競技には向いているようなのですが、 実は無理に姿勢を良くしてもダメです。 というのも、猫背というと背中の丸みだけをイメージして、 すぐ背筋を伸ばそうとする人が多くないでしょうか?

ですが、それでは単に胸をはって反り腰になっているだけのことが多く、 骨盤も前傾してかえって、柔軟な動きがしにくくなります。 実際に、猫背の人が無理に背筋を伸ばすと、 「かえって辛い」と感じる人が多いのは 骨盤をはじめとして身体が不自然な姿勢になるからです。 一流の選手はたとえ身体を前傾して走っていても、 骨盤はまっすぐ立ったまま(実際にはやや前傾)だといいます。 骨盤がまっすぐだと股関節の動きも制限されず、 上体の動きもコントロールしやすいので 試合中の刻々とかわる状況にも対応しやすいと思います。

姿勢については、小林篤史・著『一生曲がらない背骨をつくる 姿勢の教科書』(マキノ出版)を読むことでより理解を深めることができます。  

姿勢の土台である骨盤を立てるには

人は猫背になるのは割と簡単で、 無意識に生活しているといつの間にか猫背になりがちです。 そして猫背では、骨盤が本来よりも過度に前傾や後傾していることが多く、 骨盤をもとに戻さなければ姿勢はすぐ元の猫背に戻ってしまいがちです。 なので、逆にふだんから骨盤を立てて 良い姿勢を意識的にとるようにして、 それを身体で記憶してしまいましょう。

骨盤のゆがみは太ももの筋肉の短縮にも関係しています。 そこで、まずはストレッチで骨盤の前後につく太ももの筋肉を伸ばしましょう。 股関節の柔軟性にもつながるので、 できるプレイの幅が広がる上に ケガの予防にもつながるのではないでしょうか?

骨盤サポートグッズを使うのも効果的

骨盤を立てるために、補正下着を着用するのも効果的です。

例えば、男性用骨盤パンツ「整体パンツZERO」や、女性用骨盤ショーツ「整体ショーツNEO+」のような補正下着を着用することで、骨盤の歪みを改善し、正しい姿勢に戻りやすくなります。 この整体パンツ・整体ショーツは、整体の先生が開発しました。着用することで「骨盤を立てる」よう、パワーネットを内蔵した設計になっています。この補正下着を着用することで、骨盤の歪みを改善しやすくなります。また、無理に意識しなくても自然と姿勢を正しやすくなります。

特に運動中は、筋肉や姿勢を意識しつづけることは困難です。そんな時は、こういった グッズのサポート力に頼ってみましょう。  

骨盤を立てるストレッチの方法

太ももの前を伸ばすストレッチ

1、壁などのそばに、両足を肩幅に開いて立ちます。

2、右膝を曲げ、右手で右足の甲をつかみます

3、両膝の間が離れないようにし、太ももの前が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ (ふらつくようなら、壁に左手をついてください)

4、10秒経ったら、左足も同じようにおこなってください

太ももの後ろを伸ばすストレッチ

1、椅子に浅く腰掛け、右膝を伸ばして踵を床につきます

2、右つま先を自分の方に向け、右ひざの上に両手をあてます

3、背中を反らしてお腹を突き出すようにして身体を前傾させ、右太ももの後ろ側を伸ばします

4、太ももの後ろ側が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ

5、10秒経ったら反対側も同様にします。 よくお腹を突き出さずに、背中が丸くなっている人がいますが、 それでは太ももの後ろが伸びてこないのでご注意ください。

まとめ

サッカーでつい目の前のボール、ゴールに集中すると 自然と猫背になりやすいかもしれません。

確かにゴール前では猫背の方が有利なこともあるようです。 ですが、猫背でばかりいると相手に動きを読まれたり、 疲労しやすいなどのデメリットもあります。 特に高いレベルの選手同士では、より動きに柔軟性が求められると思います。 そこで、走るときや全体を見るような時は背筋を伸ばし、 ここぞという時には猫背でゴールに切り込むような、 状況に瞬時に合わせてベストな姿勢にチェンジできるのが理想といえそうです。

これはサッカーだけでなく、他のスポーツや、 仕事や人間関係にも応用できそうですね!  

 

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