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猫背の種類

高齢者の猫背改善には正しいウォーキングも有効!

最近は子供の猫背も増えたと言いますが、
やはり高齢者の猫背の方が多いようですよね。

昔から「高齢者は背中が丸くなるもの」
と、相場が決まっていたものですが、
今は60代はもちろん、70代でもお元気な方が多く、
自分の猫背を気にしてなおそうとされたりします。

実際、猫背は身体に過度の負担がかかり続けるので、
疲労や病気の原因にもなってくることもあり、
できるだけ姿勢は良いにこしたことはありません。

以下で、高齢者の猫背について書きます。

高齢者の猫背は病気とも相談


高齢者が若者と違うのは、
高齢者ならではの病気もあることです。

その最たるものは、
骨粗しょう症と圧迫骨折です。

ホルモンの減少により骨がもろくなり、
ちょっとしたことで骨折が起きます。

圧迫骨折が背骨で起きた場合、猫背が悪化します。

また、全身の骨が弱いので何かの運動をしている時にも
手首や太ももの骨を骨折することがあります。

よって、もしそういった持病がある高齢者は、
まず病気の治療を優先する必要があります。

また、猫背を改善するようなエクササイズをする際も
転倒したり無理な負荷がかかって骨折しないよう注意が必要です。

そういった病気がない場合でも、
若い頃より筋力・体力が低下しているので、
エクササイズのやりすぎで疲労し、
やっぱり猫背になってしますこともあります。

自分の体力にあったエクササイズやストレッチを!


今では、自分で猫背を改善するようなエクササイズはたくさんあります。

若い人向けに、姿勢専門スタジオもありますし、
女性専門スポーツジムでは高齢の利用者も多いと聞きます。

そういったところに行かずに、
自分で猫背を改善しようとする場合は大変です。

何故なら自分の猫背のタイプも体力もわからないで
やることになるからです。

例えば、肩甲骨体操も巻き肩になっている人向けなので、
巻き肩でない猫背の人がやってもあまり効果がありません。

また、体力以上の運動量も、疲れてかえって猫背が悪化しますし、
逆に体力以下の運動では筋力は増加しません。

ですが、まずは自分でできることに挑戦することは、
自分の現状を知ることでとても有意義な行動だと思います!

それらの行動で思うような結果が出なかった際に
そういうスタジオやジム、あるいは姿勢専門整骨院などに
ご相談されてもよいと思います。

まずは鏡で姿勢チェック!


ご自宅全身がうつる姿見がある人は、
一度しっかりご自分の姿勢を見てみましょう。
(ない場合はデパートなどの大きな鏡で)

最初からいろいろ見るのは大変なので、

  1. 両足の開き具合(ガニ股・内股など)がどうか?
  2. 左右の肩の高さが同じか?
  3. お尻が前にすべってないか?

などからチェックしてみてください。

チェックしたら、それを日付と一緒にノートなどに記録します。

そうしたら、ウォーキングやストレッチのような
エクササイズをした後に、
また鏡で姿勢をチェックして記録してください。

なるべく毎日エクササイズと鏡チェックを継続していくと、
自分では変化がないようにみえていても、
半年や1年後に最初の記録と比較することで、
少しずつ改善されていることが期待されます。

エクササイズは無理なく毎日できるもの


言うまでもない事かもしれませんが、
高齢者に激しく、複雑なエクササイズは
継続が難しくリスクもあってオススメできません。

1回の運動で軽く汗ばむくらいのものを
毎日短い時間で継続できるものがいいですね。

例えば、ウォーキングは誰でもすぐできますし、
公園の緑の中を歩くのは気分もよいですよね。
両腕を振って、大股で歩くようにしてください。

その他では、テレビでやっているラジオ体操もしっかりやると
けっこう良い運動になってきます。

いずれのやり方でも正しいやり方で行えば、
高齢者の方でも少しずつ猫背の改善効果が期待できます。

勿論、高齢になるほど効果は感じにくいのですが
何もしなければ猫背が進行する一方なので、
現状を維持できるだけでも効果があるともいえるでしょう。

「老化は足から」といいますから、
あまり外出しないような人は、
意識的に公園などでのウォーキングを
個人的におススメいたします。

まとめ

人は生きているうちに猫背になりがちです。

猫背は見た目が悪いだけでなく、
身体にも過度の負担をかけるため、
早めに改善した方がよいものです。

とはいえ、高齢者は若い人より、
効果が出にくいものですよね・・・。

それでも、正しいやり方を行っていると
少しずつ改善されてくることでしょう!

何もしなければ猫背は悪化する一方なので、
現状維持できるだけでも
効果があるともいえます。

ぜひ、すぐに実行できるウォーキングで、
大股で両手を振って歩く習慣を持ってください

ただ、自分だけでは効果が出ない、
正しいやり方かわからない、
といったような場合は、
お近くの姿勢専門のスタジオや整骨院などに
ご相談されるようオススメいたします。

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