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猫背がすっぴんを劣化させる!?きれいな肌はきれいな姿勢から

猫背を治すためには目線が大事

化粧ノリの悪さや、くすんだ顔色が、実は猫背からも起こることをご存じでしょうか?

 

猫背の影響として、見た目の姿勢の悪さ、肩こりや頭痛などはよく挙げられます。しかし、お肌のキメの粗さや、たるみの原因にもなることはあまり知られていません。

もともと猫背の人は実年齢よりも老けて見えるものです。そのうえ、すっぴんがさらに劣化していく悪循環になってしまいます。

 

この記事ではすっぴん力を高めるために

・なぜ猫背がすっぴんを劣化させるのか

・劣化防止に必要な習慣

について、詳しく説明していきます。ぜひご一読ください。

 

 

猫背がすっぴんを劣化させる3つの理由

肌のキメが粗くなったり、たるんだり、とすっぴんが劣化していく原因として以下のものがあげられます。

・老化による内臓の働きの低下

・運動不足

・新陳代謝の低下

・長年の飲酒・喫煙

しかし、そのすっぴんの劣化にさらに拍車をかけてしまうのが、猫背なのです。

 

原因1、コリからくる血行不良

猫背で背中が丸かったり肩が巻き込んでいると、それらの部位の筋肉に過度の負担がかかり続け、コリや痛みを生じやすくなります。そのコリは、実はすっぴんにまで影響してくるのです。

 

そもそもキメの整ったお肌になるためには、十分な栄養をお肌まで届けるために血行の良さがとても大切。しかし、猫背でいると、背中、肩、首と筋肉が張った状態になっています。固くなった筋肉は血流も悪くなり、お肌にまで栄養が十分に行き届きません。

しかも、胸がつぶれたような状態になるため肺が大きく広がりにくく、呼吸が浅く短かくなります。すると慢性的な酸欠になるため、さらに疲れやすくもなってしまいます。

 

こうした血行不良や酸欠は、身体の組織に十分な栄養を送れないため自然とお肌のツヤやハリもなくなり、すっぴん劣化へと繋ってしまうのです。

 

原因2、内臓の働きが悪くなる

お肌に栄養を届けるためには、そもそもきちんと栄養を消化吸収しなければいけません。

しかし、猫背でいると食べ物を消化・吸収する働きが低下し、良い姿勢でいる時よりも栄養不良になりやすくなります。

先ほど、猫背で胸がつぶれる、という事を書きましたが、胸がつぶれるとその下のお腹の中にある胃腸などの内臓も上から圧迫されてしまうのです。

 

すると内臓の働きが悪くなるうえに上から押されて内臓下垂のリスクも高くなります。

胃腸などの内臓の働きが悪くなることで、栄養不良になりやすくなるのですね。

原因3、顔が下へと引っ張られる

たるみの原因は加齢による筋力低下などもありますが、猫背による姿勢からも悪化します。

猫背の人はあごを前に出した姿勢になりやすいのですが、そのとき、後頭部や首の後ろのあたりが収縮します。また、その時に突き出したあごの下は、伸びた状態になります。伸ばされたあごの下には縮もうとする働きが生じます。

 

つまり、顔を下へ、下へとひっぱるのです。

 

一度、わざとあごを突き出して、顔を少し上に向けてみてください。顔の皮膚が下へひっぱられ、口が自然と開こうとする感覚が分かるはずです。常に顔を下に引っ張られたら…顔がたるんでくるのは当たり前ですよね。

 

 

すっぴん力を高め、たるみ・劣化を防止する習慣

猫背が、いかにすっぴんに悪影響かをお話してきました。その猫背を改善し、劣化・たるみを防止するためには、普段から以下の2つの習慣を持つことが大切です。

・簡単なストレッチで猫背を改善しやすくする

・正しい姿勢を意識する

なぜなら、猫背は普段の姿勢や動作に無理があることが原因だからです。

 

習慣1、こまめにストレッチする

ストレッチは、固まった筋肉を伸ばすことでコリ対策にも良いですが、姿勢の改善にも有効です。

 

長時間同じ姿勢でいると、だんだん猫背になってくると同時に身体がその形で固まってきます。これを「猫背のくせがつく」といういい方をする人もいます。猫背のくせがついてしまった身体は、いきなり正しい姿勢をとろうとしても固まった筋肉や骨格がすぐには伸びてくれません。

また、猫背に感覚が慣れていると正しい姿勢に違和感を感じることもあります。

 

こまめなストレッチで固まった身体の筋肉や骨格を伸ばし、無理なく正しい姿勢をとれるようにしておきましょう。

具体的なストレッチについてはこちらをご参照ください。
参考:効果的な猫背改善は骨盤から!!何事も土台が肝心です!!

 

習慣2、正しい姿勢を意識する

ストレッチで体をほぐしたら、普段から正しい姿勢を意識するようにしましょう。

 

特にデスクワークの人は注意が必要です。デスクワークで長時間、同じ姿勢のままパソコン作業に集中していると、誰でも猫背になるのは当たり前。

できるだけ猫背にならないようにするためには、パソコンのモニターと目の高さ、キーボードやマウスと手(肩)の距離、椅子の高さや固さを自分の体格にあうよう調整することが大切です。

 

ノートパソコンのように目線よりかなり低い位置にモニターがあると作業しているうちにだんだん顔が前に出ます。また、キーボードが遠かったりマウスが離れた位置にあると、やはり肩に無理がかかって変な姿勢になりがちです。

椅子が高さは目線や手のポジションにも影響しますし、座面が柔らかいと骨盤が倒れやすいので猫背になりやすいのです。

 

 

まとめ

すっぴん劣化の原因として気付かれにくい猫背。栄養がお肌に行き渡りにくくなり、お肌のキメやくすみにも影響します。また、たるみの原因にもなるなど、美容面でも悪影響だらけです。こまめなストレッチと正しい姿勢を意識することで、根本からすっぴんの劣化防止をしましょう。

この記事を書いたライター


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