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猫背が原因で起きる疾患

正しい骨盤矯正ショーツの選び方とは?反り腰で腰痛悪化にも

腰痛は骨盤を立てるショーツで解消できる!

つい先日、yahooニュースで
「間違った下着の着用が体の不調を引き起こす? — 尾藤 克之」
という記事が公開されました。

 

記事内では、「『腰痛はショーツで解消できる!―骨盤を立てれば、痛みの原因がスーッとなくなる!』(みらいパブリッシング)という書籍の内容が紹介されています。

 

ショーツといえば、女性用下着のことですが・・・

 

女性に限らず男性でも誰でも
普段下着は身に着けているもので、
逆に着ないでいる人はほとんどいないでしょう。

ですが、その下着によって腰痛が悪化したり
逆に解消できるといったら
あなたは信じますか?

慢性腰痛の原因が間違ったショーツ選びかも?

慢性腰痛の原因が間違ったショーツ選びかも?

というのも、ショーツは骨盤から
股関節にかけて直接触れていますよね。

慢性腰痛の人はたいてい骨盤がゆがんでいることが多く、
その骨盤(骨盤位ともいいます)のゆがみの原因が
間違ったショーツ選びにもあったかもしれないのです。

以下で、「腰痛はショーツで解消できる」
の内容に触れながら以下で詳しく書いていきます。

 

著者は姿勢専門家で猫背矯正の創始者

著者の姿勢専門家・猫背矯正創始者「小林篤史氏」

著者の姿勢専門家・猫背矯正創始者「小林篤史氏」

(出典:一般社団法人 日本施術マイスター養成協会)

 

「腰痛はショーツで解消できる!」
の著者は小林篤史氏。
ベストセラー「猫背は10秒で治せる!」の著者でもあります。
昨年の出版以来重版を重ね、H30年9月末の時点で11刷

一般的に、猫背というと普通は背中の丸さ、
顔が前に出ている、肩が巻き込んでいる、
などのイメージがありますよね?

ですが、実はそれ以前に骨盤位のゆがみが
猫背の原因となっています。

骨盤位のゆがみが猫背の根本原因!

骨盤位のゆがみが猫背の根本原因!

 

なぜなら身体の中心にあり
背骨の土台である骨盤がまっすぐでなければ
背骨を始めとした上体もまっすぐではいられないからです。

仮に背すじをまっすぐに伸ばしたり
顔や肩を正しい位置に戻しても
骨盤がそのままならまた猫背に戻ってしまいます・・・。

つまり猫背を直す時には骨盤の矯正は不可欠といえます。

そして、骨盤のゆがみは股関節の動きの悪さや
腰の筋肉への負担増となり、やがて腰痛を起こすので、
姿勢の専門家が腰痛の解消についても詳しいのは当然のことなのです。

 

間違った骨盤矯正ショーツは反り腰を作るだけ?

「腰痛はショーツで解消する!」(以下、本書と記述)の中では、
腰痛の原因となるショーツの例が5つ紹介されていますが
基本的におしゃれ・美容目的のものが多いです。

そういうよくある骨盤矯正ショーツでは、
骨盤を前傾させてお尻を持ち上げることで
ヒップアップ効果を出すように作られています。

つまり、お尻のある骨盤を前に倒す前傾で
後ろ側のお尻を持ち上げて見せようとします。

これは一見よさそうですが、
お尻の筋肉そのものはなにも変わってません。

ヒップアップとは、お尻の筋肉が
自分で持ち上がっているのが正しいのです!

ヒップアップはお尻の筋肉で!

ヒップアップはお尻の筋肉で!

しかも骨盤が前傾すると”反り腰”といって、
腰に過度の負担がかかり続けるので腰痛の原因にもなります。

特にワンサイズ小さめのショーツでは締め付けも厳しく、
股関節周りの血行不良やコリ・痛みのもとになりかねず
腰痛の人にはおススメできません。

骨盤をまっすぐ立てるショーツを選ぼう


(出典:整体ショーツ公式サイト「整体ショーツNEO」)

間違った骨盤矯正ショーツが
骨盤を前傾させて反り腰を作るなら
正しいショーツを選ぶ時は
骨盤をまっすぐ立てるものが良いことになりますよね?

しかもあまり締め付けが厳しくなく、
肌ざわりの良い身体に優しいものがおススメです。

女性としてはお洒落もしたいところでしょうが
腰痛の悪化を放置はできないので
どうか二の次と考えてください。

 

ちなみに正しく骨盤矯正ができるショーツとしては
「整体ショーツNEO」がありますが、
詳しくはこちらのリンク先をご参照ください。

参考:おうちで簡単はくだけ骨盤ケアの「整体ショーツ」</a>

 

ストレッチで普段から身体のケアを

ストレッチで腰や股関節をのびのび~

ストレッチで腰や股関節をのびのび~

本書の内容は大きく2つに分けられます。

前半では主にショーツや腰痛を始めとした
身体の不調について、
後半では日常生活の中でも
腰痛の改善と予防をするための方法が紹介されています。

正しく骨盤を立てるショーツをはいていても
股関節の動きが悪いままだったりすると
腰に負担がかかり続けて
ぎっくり腰の原因にもなることがあるからです。

そこでショーツや骨盤についてふれられた後、
股関節のストレッチや
骨盤矯正の必要性が説明されているのです。

股関節のストレッチの方法

太ももの前を伸ばすストレッチ


1、壁などのそばに、両足を肩幅に開いて立ちます。
2、右膝を曲げ、右手で右足の甲をつかみます
3、両膝の間が離れないようにし、太ももの前が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
(ふらつくようなら、壁に左手をついてください)
4、10秒経ったら、左足も同じようにおこなってください

太ももの後ろを伸ばすストレッチ


1、椅子に浅く腰掛け、右膝を伸ばして踵を床につきます
2、右つま先を自分の方に向け、右ひざの上に両手をあてます
3、背中を反らしてお腹を突き出すようにして身体を前傾させ、右太ももの後ろ側を伸ばします
4、太ももの後ろ側が伸びて気持ちが良い所で10秒キープ
5、10秒経ったら反対側も同様にします。

よくお腹を突き出さずに、背中が丸くなっている人がいますが、
それでは太ももの後ろが伸びてこないのでご注意ください。

本書では基本となる上記のストレッチを含め、
7つのストレッチが紹介されています。

本書をご覧になるとわかりますが、
どれも簡単なものなので
毎日継続しやすいことでしょう。

 

まとめ

以上、かけ足で「腰痛はショーツで解消できる!」
の内容を紹介してきました。

腰痛に悩む人は多いのですが、
それがショーツによって悪化したり
解消できる、という話は意外かもしれません。

意外な内容に「?」

意外な内容に「?」

ですが、骨盤と股関節を軸に考えることで
納得していただけるのではないでしょうか。

また、小林篤史氏は「整体ショーツ」も独自に開発しましたが
そもそも小林篤史氏自身の奥様が4人のお子さんの育児と家事で
ひどい腰痛に悩まされていただことがきっかけだったと言います。

腰痛に悩み苦しむ奥様の姿を見た時に
「これは(姿勢専門家で治療家の)俺がやらないで誰がやるんだ!」
と考え、着手したそうなのです。

それだけに正しい方向に骨盤を立てることと
履きやすさにこだわりがあります。

ご自身が腰痛で悩んでいるママさん、
または奥様が腰痛で悩んでいるご主人、
ぜひ本書を手にとってみてください。

この記事を書いたライター


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