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猫背が原因で起きる疾患

スマホ巻き肩の5つの症状と2つの簡単な改善方法!!

巻き肩を解消して見た目も肩こりも改善を!

何時のまにかスマホの普及率はガラケーを上回り、
今年約70%にもなりましたね。
つまり、約3人に2人がスマホを持っていることになります。
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参考:スマホの普及率、ガラケー上回る 3月消費動向調査

とはいえ、そんな数字を見るまでもなく、
電車の車内や街中でスマホを使っている人を良くみますよね。

スマホは便利なので当然かもしれませんが、
その一方でスマホが原因でおきる姿勢の変化や辛い症状も増えてきました。

例えば「スマホ巻き肩」と言われる姿勢です。
これは姿勢のゆがみを意味していますが、姿勢のゆがみ自体はスマホが普及する以前からありました。
わざわざ「スマホ~」と名前がついたのは、原因がスマホにあるからです。

なので、症状と改善方法についてもスマホを使用方法から見ていかねばなりません。

スマホ巻き肩の原因と症状

スマホ巻き肩の原因とは

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スマホ巻き肩は、スマホが原因で起こる「巻き肩」の事です。
では、巻き肩とはなんでしょう?

巻き肩は肩甲骨や腕のつけ根が前に巻き込んだもの

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デスクワークや勉強などで長時間集中して手を使った作業をしていると、
だんだんと肩が前に出て来ることは皆さん経験があると思います。
その方が作業がはかどるからです。

ただ、それらの作業が終わった後、すぐ元の姿勢に戻さないでいると、
肩の骨(肩甲骨)やその周りの筋肉が前に出たままの位置で固まり、
そういう姿勢のクセがついてしまうのです。
これを、肩が前に巻き込んだ「巻き肩」と呼んでいるわけです。

スマホ巻き肩は、デスクワークというよりも、
普段スマホを使っている時の姿勢が原因で起きたものです。

スマホ巻き肩でおこる5つの症状

スマホ巻き肩で起きる主な症状はこのようになります。

1、肩こり

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スマホ巻き肩では、通常の巻き肩と同じようにひどい肩こり症状がでます。
肩の位置が正常の位置からゆがんでしまっているので当然ですよね。

具体的にいうと、肩の肩甲骨や(腕のつけ根の)肩関節が前や上にスライドし、
肩の前にある大・小胸筋、三角筋前部繊維、後ろの菱形筋や僧帽筋などの筋肉が固まった状態です。

2、四十肩・五十肩

肩が前に出ていると、バンザイのように腕をあげる動きがやりずらくなります。
そのため、加齢とともに四十肩や五十肩のリスクが高まります。

3、首のコリや頭痛

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スマホを見る時は下を向いた状態になる為、
首の骨(頸椎)のカーブがゆがんで首のコリを起こす人も少なくありません。
首のコリがひどい人は頭痛も起こしやすくなります。

4、息苦しさや体のダルさ

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巻き肩の姿勢では胸が大きく広がらないため、深呼吸のような大きな呼吸ができません。
常に軽い酸欠状態になるため、ちょっと体を動かしただけでも息苦しさやだるさを感じるようになります。

5、自律神経の働きの乱れ

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長時間スマホを見ているということは目や脳にも強い刺激が送られていることになります。
その結果、常に自律神経の一つ・交感神経が興奮状態になるため、
不眠や動悸などの自律神経失調症の症状がでます。

その状態が長く続くと、うつやイライラなどの精神面へも影響が出るので注意が必要です。

スマホ巻き肩の2つの改善方法

スマホ巻き肩を改善するためには、
肩の姿勢改善とスマホの使い方改善
の両面から変えていく必要があります。

姿勢だけなおしてもスマホの使い方が以前と変わらなければすぐ再発するからです。
ではまず、姿勢改善の方法から書きます。

1、スマホ巻き肩の姿勢改善

➀ストレッチで固まった関節や筋肉を伸ばす


1、両腕を横にあげて、肘も曲げて軽く拳を握ります
2、肘の位置を変えずに、拳が後ろ側に回るように腕を捻ります
3、肩の前側が伸びて気持ち良い所で10秒キープ
4、10秒経ったら、脱力して「ストン」と腕を下します
5、1日でやる回数は特に決めず、毎日継続してください

②鏡でマメに姿勢をチェックして良い姿勢を維持

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ストレッチで肩や首の筋肉を伸ばしたら、
正しい姿勢のクセがつくよう、
マメに鏡で自分の姿勢をチェックしましょう。

最初はまっすぐな肩の位置に違和感があるかもしれませんが、
毎日マメにやっているうちに慣れてきます。
良い姿勢のクセがついてくると、巻き肩が気持ち悪くなってきますよ。

2、スマホの使い方の改善

➀スマホを使う時は顔の高さで

スマホ巻き肩になる人は、胸の前でスマホを使ってませんでしょうか?
その姿勢は自然と体が丸くなるので、肩も巻き込みやすく、首も下にゆがみます。
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それを防ぐために、まず顔の高さに持ち上げて使うようにしましょう。
自然と胸をはった姿勢になる為、肩の巻き込みも起きにくく頸椎のカーブのゆがみません。

②就寝前はスマホを見ない

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殆どの人はついつい気が付くとスマホを触ってしまっているかもしれません。
ですが、寝る前2時間ほどはスマホの画面を見ないようにしてください。
スマホの画面が交感神経を興奮させ、自律神経の働きが乱れることを防ぐためです。

「スマホは1日〇時間まで」とか制限しても良いでしょう。

まとめ

スマホ巻き肩は、スマホの使い方が原因でおきる姿勢の歪みです。

その症状は、

    1. 肩コリ
    2. 四十肩・五十肩
    3. 息苦しさ・ダルさ
    4. 自律神経失調症
    5. 首のコリ・頭痛

などです。

これを改善するためには、

  • ストレッチで姿勢改善・良い姿勢の維持
  • スマホの使い方の改善(目線の高さと時間)

の両面からとりくむ必要があります。

最初は自分では自分の姿勢がわかりにくいかもしれません。
ですが、まずはストレッチをするだけでも症状が楽になってくるので是非お試しください。

なお、自分一人ではうまくいかないという場合には、
ご近所の姿勢専門の治療院へご相談するのがおススメです。
最近はどこでも「相談無料」「24時間メール受付中」の所が多いのでお気軽にどうぞ!

この記事を書いたライター


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