MENU

「のびのび健康生活」のオウンドメディア

猫背の治し方

日本人の9割が悩んでいる猫背!姿勢を良くする方法は?

少々古い記事になりますが、2010年にエバニューというスポーツ用品の会社が、
インターネットを利用して姿勢に関する調査を行いました。
%e7%84%a1%e9%a1%8c
【エバニュー、姿勢に関する意識調査、20代女性の64.6%は猫背で若い女性の「猫化現象」進む】

この調査によると、20歳~59歳の男女500人のうち、
実に9割近い人が「自分の姿勢が悪い」と答えていました。

・・・ほぼ全員ですよね。

調査の内容から姿勢の悪い人の悩みを見て、改善方法を書いていきます。

エバニューの調査からみる姿勢の実態

%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%88%e8%89%af%e3%81%84%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%81%a8%e6%82%aa%e3%81%84%e5%a7%bf%e5%8b%a2%e3%81%ae%e5%a5%b3%e6%80%a7
「具体的に姿勢の何が悪いか?」の回答で最も多かったのが「猫背」で、
「猫背」と答えた人の中で最も多かったのは「20代女性」でした。

(年齢を重ねるにつれて女性の場合はその割合は減少)
若い女性ほど「猫背化現象」が進み、気にしているといえます。
(最も猫背に悩んでいるのは20代女性の64.6%)

立ってるだけでツライ?猫背で起こるトラブルとは

%e7%8c%ab%e8%83%8c%e4%ba%ba%e5%bd%a2

猫背の人は普通の人より正しい姿勢を維持しづらい!

自分が猫背だと気がついたら姿勢をなおせばよいのですが、
なかなかそう簡単にはいかないですよね。

猫背の人が正しい姿勢をとろうとした時、
背中がつっぱったり体が傾いているような、
「違和感」を感じた事がある人はけっこう多いかと思います。

先のアンケートでも、猫背を自覚している人の半数以上が
「正しい姿勢を維持できる時間」を「3分以下」と答えています。
ですが、猫背の人以外だと「3分以下」と答えているのは半数以下だったので、
猫背の人の方がより正しい姿勢を維持づらいと感じている事がわかります。

「キレイ・正しい姿勢を維持する時の疲労度」も猫背は高い!

しかも猫背の人は正しい姿勢をとらなくても疲れやすいようで、
「とても疲れやすい」と「つかれやすい」の合計は82.9%にもなっています。

先ほどと同じように、猫背でない人よりも疲れやすく、
特に「とても疲れやすい」の差がかなり開いていました。

にもかかわらず、猫背でいる事に慣れてしまっているために
自分は正しい姿勢よりも猫背の方が楽」と
錯覚している猫背の人も少なくありません・・・。

猫背は足のトラブルも多い!

%e8%b6%b3%e3%81%a4%e3%81%bc%e3%83%9e%e3%83%83%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%82%b8
猫背の人は、姿勢の良い人よりも足のトラブルも多いです。

特に「外反母趾」「むくみ」といった症状を訴えていて、
アンケートでは「ハイヒールを履く女性の脚のトラブルは、81.3%」「男性が履く革靴が61.8%」と、
かなり高い率で脚のトラブルを自覚している結果となりました。

普通の人はそういわれても、猫背と足とは無関係と思われるかもしれませんね。
「猫背=背中が丸い」
一般的にはそう思っている人が多いですから。

ですが、土台である足にトラブルがあってキチンと立てないと、
その上にのっている体はまっすぐに立てずにで姿勢も悪くなってしまいます。
120a82a453a2940ecfc04edf67575d4b_s
姿勢が悪いと骨格や筋肉に余分に負担がかかるために疲れやすくなるわけです。

猫背は慢性的な肩こり・腰痛のもと!

2010年の調査結果には上がっていませんが、
2016年現在、慢性的な肩こりや腰痛も猫背が原因と気が付く人が増えました。
それは、テレビやインターネットでそういう情報がよく紹介されていることが理由だと思います。

つまり、猫背でいることで肩や腰の筋肉に余分な負担がかかり、
疲労した筋肉が硬くこりかたまった結果、慢性痛を生じてしまうからです。

猫背を治す方法と悪化させない2つの方法

1、整骨院で猫背矯正を受けてなおす

%e9%aa%a8%e7%9b%a4
一番手っ取り早く確実な方法です。
今は整骨院・整体院が商店街など町のあちこちにあり、
「猫背矯正」や「姿勢矯正」といったメニューを上げている所も少なくありません。
最寄りの整骨院のホームページを見るなどして、良さそうな所へご相談してみてください。

2、5つの方法で普段の生活から姿勢をなおす

1、鏡を見る

%e9%8f%a1%e5%a5%b3%e6%80%a7
若くて体が柔らかいような、まだ筋肉や骨格がガチガチに固まっていない場合にはこれがおススメです。
男性は鏡を見る習慣があまりないので最初は気恥ずかしいかもしれませんが、
1日の間にも何度か鏡で自分の姿勢をチェックして背すじを伸ばすようにしてください。

2、柱や壁に背中をつけてみる

%e5%a3%81%e3%81%ab%e3%82%82%e3%81%9f%e3%82%8c%e3%82%8b%e6%b0%b4%e7%9d%80%e5%a5%b3%e6%80%a7
鏡で見てもピンと来ない場合にはこれをやってみてください。

イメージは「身体測定」です。
身体測定で身長を計る時って、背中を真っ直ぐにして、
測定器に踵から背中や後頭部にかけてつけますよね。

同じように、柱や壁に後ろ向きに体をつけて立ちます。
かかと、お尻、背中、後頭部が壁につけば体がまっすぐな証拠です。

逆に猫背で背中が丸いと後頭部や背中が壁から離れているので、
それを壁につけるようにしていればだんだん正しい姿勢に近づいていきます。

3、ストレッチで固まった筋肉や骨格をまっすぐになるよう伸ばす

%e2%96%b3%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%81
長年の猫背で体に猫背のクセがついていると、
ただ背すじを真っ直ぐにのばそうとしても伸ばせなくなっているか、
伸びたとしても非常に苦痛を感じます。

そこで初めにストレッチで固まってしまった筋肉や骨格を伸ばしてから
姿勢を正しくすると直しやすいです。

なお、ストレッチについてはこちらの記事もご参考になさってください。
ガンコな猫背は「猫背は10秒で治せる!!」を読んで治そう!

4、姿勢矯正グッズを使う

%e8%82%a9%e3%81%ae%e3%83%99%e3%83%ab%e3%83%88
市販されているグッズを使用されている方も多いですね。
手軽に始められる反面、猫背のくせが強いと苦痛も強いのでご注意ください。
猫背で固まった体をバンドの力で強制的に伸ばすのでとてもストレスがかかります。

因みに、前記の猫背矯正やストレッチで姿勢をよくしてから、
その姿勢を維持するために使うのが一番無理がない使い方でおススメです。

5、自分の足にあった履物を履く

%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%83%92%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e8%b6%b3%e5%85%83
先ほども触れましたが、自分の足でしっかり立てなければ、正しい姿勢でいられる訳がありません。
踵やヒールの低い、横幅や甲の高さが足にあったものを履いてください。、
大きすぎても小さすぎても足のトラブルの元です。

とはいえ、お仕事がらやおシャレで革靴やハイヒールを履かなければならない時もありますよね。
その場合は、スニーカーを持ち歩いて移動時には履き替えるなど、履く時間をなるべく減らすような対処をしてみてください。
踵の痛みがあったり偏平足のような場合にはインソール(中敷き)が有効です!

まとめ

エバニュー社の調査の結果、猫背で悩む人は全体のほぼ9割を占めることがわかりました。
そして最も悩んでいるのは20代女性です。

特にオシャレや美容にもっとも敏感で気を使う世代だけに当然とも言えますが
ハイヒールを履くなど猫背になる習慣が多いのもその原因です。

猫背のお悩みの方は、ますそもそもの原因である足元からみなおして、現状を変えていきましょう!
具体的には、

  1. 猫背矯正を受ける
  2. 鏡や柱で自分の姿勢をチェックして姿勢を治す
  3. 猫背で固まった体をストレッチで伸ばして姿勢を治す
  4. 姿勢矯正グッズを使う(先に姿勢をよくしてから維持する為に使う)
  5. 履き物をみなおす(実はけっこう大事!)

もともと人は生まれた時は猫背ではありません。
%e3%81%a4%e3%81%8b%e3%81%be%e3%82%8a%e3%81%a0%e3%81%a1%e3%81%ae%e8%b5%a4%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93

成長するとともに知らず知らずのうちに猫背の姿勢がクセになってくるものです。

そして一度猫背になってしまうと体がつらくなるばかりですので、
ぜひお早目に猫背の改善を実行なさってください!

もしお仕事で疲れてしまって自分ではやる余裕がないという場合には、
一番初めにあげた手っ取り早い方法=「猫背矯正」を受けに行くのがおススメです!

この記事を書いたライター


同じカテゴリーの記事