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「のびのび健康生活」のオウンドメディア

猫背が原因で起きる疾患

猫背の子供は成績が悪い?いつでも良い姿勢の習慣化を!

最近増えている子供の猫背。
お宅のお子さんの姿勢は大丈夫でしょうか?
子供の猫背は「百害あって一利なし」です。

それは、見た目がだらしないだけでなく、
集中力が低下するために成績も低下するというデメリットがあるからです。

ご家庭ではお父さん、お母さんも
「姿勢を良くしなさい!」
と注意されているとは思いますが、
きっとあまり効果はないのではないでしょうか?

それは、お子さんが「どうやったら猫背を治せるかが分からない」上に、
「まっすぐがわからない」から、効果がないのです。

以下で子供の猫背のデメリットと改善方法を書きます。

子供の猫背、7つのデメリット

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先ほど見た目や集中力(成績低下)のことにふれましたが、
デメリットはそれだけではありません。

1、見た目が悪い(だらしがない)

例え性格とか内面が良くても、猫背で見た目が悪いと
周りの人からは良い印象はもたれず、とても損をします。
(これは大人も一緒です)

2、集中力が低下

猫背は胸がつぶれたようになるので、
肺が圧迫されて深呼吸のような大きな呼吸ができません。

常に浅く短い呼吸でいるために脳に送られる酸素が減るため
脳の活動も本来の力よりも低下し、集中力も低下するわけです。

3、根気がない

集中力と似ていますが、
脳が酸欠状態に近くなると、
根気もなくなり飽きっぽくなります。

集中力と根気の違いについては、
例えば集中力は「周りが目に入らない、聞こえない」
という状態があるように”その時その瞬間”のもので、
根気は「コツコツ」とか継続していく、”中長期的なもの”といえます。

4、学力が低下

集中力も根気もどちらもなければ、学力は身に付きません。
学力が身につかず、低下した結果、成績が低下します。

学内の成績だけでなく、進学・受験のためにもそれはまずいですよね。

5、筋力が低下

ずっと猫背の姿勢でいると、
使われてない筋肉や逆に常に負担がかかりっぱなし
(使いっぱなし)の筋肉が出てきます。

そうすると、使われてない筋肉は弱くなり、
常に使っている筋肉は疲労がたまってガチガチにかたくなります。
どちらの場合でも筋力が低下します。

6、肥満

猫背だと筋力低下がおこるために消費カロリーも低下します。

しかも胸と一緒にお腹も圧迫されるために内臓の働きも低下し、
体全体の代謝が低下して、肥満になっていきます。

7、身長が伸びなくなる

身長は、骨が伸びることで伸びます。

ですが、猫背は背骨が丸まり、周りの筋肉にも余分な負担がかかっているので、
骨が順調な成長をすることができなくなって、身長も伸びなくなってくるのです。

子供が猫背になる原因

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1、筋力低下

今の子供は昔のように外を走り回るよりも
ゲームで遊ぶことが増えました。
また、エレベーターやエスカレーターなどの普及で
移動するのも階段を必ず使わなくてすみます。

昔だったら日常生活の中で自然と筋力が鍛えられていたのですが、
生活が便利になった事と引き換えにそのチャンスがなくなり、
背すじをまっすぐ伸ばす時に使われる背筋や腹筋の力が低下してしまいました。

2、長時間のゲーム・目が悪い

外で遊ぶよりもゲームで遊ぶ時間が増えると
自然と背中を丸めたり下を向いた猫背になります。

またいつも近い所でゲーム画面を見ていると目も悪くなります。
目が悪いとよく見ようとして顔が前に出た猫背(首猫背とか顔出し型猫背といいます)
にもなってきてしまうのです。

いつもそういう姿勢でいるために、それがクセになってしまうのです。

3、普段の姿勢がわるい(学校のイスが滑りやすい)

小学校などの木のイスは座面(お尻をおいて座る面)が、
非常につるつるしてすべりやすいです。

授業中、子供はずっと座っている間にだんだんとお尻が前にすべり、
背もたれにもたれかかった猫背になります。
学校にはほぼ毎日行ってるのでやはりその姿勢がクセになってきます。

4、自分では姿勢がわからない・良い姿勢に違和感がある

自分では自分の姿勢が見えませんし、
鏡で自分を見る時はたいがい洗面時などで
「パッ」と見、そういう時の姿勢はそれほど悪くありません。

なので、自分が親から猫背だと言われてもピンときません。

それに猫背がクセになっていると、
良い姿勢をとった時の方が違和感を感じたりします。

そうすると、姿勢が悪いままの方が楽に感じられるので、
ますます猫背でいるようになってしまうのです。

猫背の2つの改善方法

猫背をなおすための方法はいろいろとあります。

例えば、猫背矯正ベルト、猫背矯正グッズ、筋トレ、ストレッチ、猫背矯正など・・・。
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大人ならばどの方法であっても自分にあっていれば特に構わないのですが、
まだ成長途中で骨も弱い子供には筋トレや矯正ベルトは体に負荷が強すぎて良くありません。

無理なく、普段の姿勢からなおすのならば、
猫背の背中を伸ばすストレッチと、座った時の姿勢をなおす矯正グッズがおススメです!

1、背すじを伸ばすストレッチ

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① 足を肩幅に開いて立ちます
② 両手をあげて「バンザイ」し、顔もナナメ45度上に向けます
③ そのまま10秒キープしたら、脱力して腕を「ストン」と落とします
④ 毎日朝晩の2回行ってください。

小学校でやるラジオ体操でも背すじを伸ばす動きはありますが、
体操では常に動きつづけていますので、姿勢が意識できません。

なので、猫背をなおすならストレッチの方が、
まっすぐ姿勢が意識できて良いのです。

2、座り方をなおす矯正グッズを使う

骨盤美姿勢・凛座

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出典:Labonetz(ラボネッツ) 骨盤座椅子 凛座

先ほど、小学校のイスが猫背の原因といいましたが、
子供は立っている時よりも座っている時に猫背になっています。

そこで、この「骨盤美姿勢 凛座」に1日10分すわることで
座った時の猫背をなおしていきます。

なぜなら、この「骨盤美姿勢 凛座」という座椅子は、深く座るだけで、
自然と骨盤を立てて座る事ができるからです。

骨盤を立てるという事はその上の背骨もまっすぐになるので
座っているだけで自然と猫背がなおって良い姿勢のクセが付くという事なのです。

ただ、10分間座っているだけだと子供は飽きてしまうので
「食事の時に座る」という風に座る時間を決めておくと良いでしょう。

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バランスボール

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出典:バランスボールの効果と初心者向けの使い方・動画あり|ALL About

一時流行りましたよね、バランスボール。

これはやってみるとわかりますが、
背筋をまっすぐに伸ばして体のバランスもよくしないと
「じっ」と座っていられません。

最初はとにかく毎日1回、座った姿勢で”静止”できるようになることを目標にしてやってください。
静止ができたら「目標30秒!」とか決めてゲーム性を持たせても良いですよね!

上記リンク先のバランスボールのサイトにはいろいろなトレーニング方法があるようですが、
子供の猫背をなおすためなら、まずは「ただ座る」、という使い方で十分です。

猫背を再発させないための4つの習慣

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最近増えている子供の猫背、
それは見た目が悪いだけでなく、
学力低下や肥満、成長不良などの7つのデメリットがあります。

早目に猫背を治さないと進学や受験で困りますし、
成長しても身長があまり伸びないままだったらかわいそうですよね。

そこで、「ストレッチと矯正グッズの2つのなおし方」で
姿勢を矯正すること
をおススメしたわけなんですが、
良い姿勢が身についてきたら、猫背の4つの原因についても
対処してみても良いのではないでしょうか?

例えば、こんな感じです!

1、筋力をアップするために階段を使う・スポーツを始める

なるべく移動は階段を使うとか、スポーツクラブで水泳、野球、サッカー、など
好きな種目に入会してみるのはいかがでしょうか?

他にも、柔道や空手の道場でもたいてい子供向けの教室があります。
武道は礼儀も大事にしますので、自然と姿勢もよくなりそうですよね。

2、ゲームはやる時間を限定する

こちらはすでに「1日1時間」とか決めているご家庭もありますよね。

ゲームで猫背になる時間を減らし、その分バランスボールにのる、
などしていれば自然と姿勢も良くなってくるでしょう。

3、学校のイスでもちゃんと座るクセをつける

凛座やバランスボールで良い姿勢での座り方を覚えたら、
滑りやすい学校のイスでも同じように座るクセをつけてみましょう

勉強にも集中できるので、学力アップも期待できそうです。

4、今の自分の姿勢をマメに意識する

座っている時の姿勢は自分では見えません。
ですが、ストレッチや矯正グッズで良い姿勢を体で記憶すれば
見えてなくても姿勢を感じることはできるようになります。

自分で今、どんな姿勢なのか?
猫背か良い姿勢か?
もし猫背だったら背筋を伸ばそう!

みたいな感じでお子さん自身ができるようになれば、
猫背に戻ることもありません。

まとめ

子供の猫背は見た目がわるいだけでなく、
学校の成績がわるくなる原因にもなります。

だからといって、お父さんやお母さんが
ただ「姿勢をよくしなさい!」というだけでは、
言われたお子さんも具体的にどうしたらいいかわからず、困るだけです。

なので、ストレッチや姿勢矯正グッズなどを使って姿勢を良くしたうえで、
維持するための習慣についてお子さんと話し合ってルール作りされるよう、
おススメさせていただきます。

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この記事を書いたライター


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