MENU

「のびのび健康生活」のオウンドメディア

猫背の種類

猫背を矯正するために必要な日常生活の2つのポイント

整体院などで猫背矯正を受けても、
なかなか猫背がなおらない人」というのはいますね。

そういう人は大きく次の2つに分かれます。
「通常の場合よりも効果が出にくいガンコな猫背の場合」と、
猫背矯正を受けた時は良くなるのに、
「日常生活に戻ると姿勢もまた猫背に戻ってしまう場合」です。

前者の場合は、長年の猫背で筋肉や骨格がガチガチに固まっているので、
しっかりした治療計画をたてて、固まった筋肉や骨格をゆるめ、
中長期的に矯正を継続すればなおっていきます。

ですが、後者の場合はなおったり戻ったりを繰り返しているわけで、
ただ猫背矯正を継続して受けてるだけでは効果がないということになります。

実は前者の場合も、いずれ矯正を受け続けるうちに後者のパターンになることがあります。

そこで、以下に姿勢がなおったり戻ったりを繰り返す人の
原因と対策について書いていきます。

矯正後猫背に戻ってしまう原因と対策

猫背矯正を受けた後の姿勢を見る時は、たいてい「じっ」と立っている時の姿勢です。

そういう時の姿勢はよくなってるわけですが、
私たちはふだん、「じっ」と立っている時間ってそんなにはありません。

せいぜい、駅で電車を待っている時とかエレベーターを待っている時くらいで、
後は座っているか歩いているかです。

なので、先ほどの「猫背がよくなったり戻ったりする人」の場合はじっと立っている時だけでなく、
座っている時や歩いている時の姿勢も良くなってないために姿勢がもとにもどってしまうわけです。

※特に歩きスマホは猫背になるだけでなく事故の危険もあって最悪です。

対策として、猫背矯正をしてくれる整体院で
座っている時や歩いている時の姿勢も施術やアドバイスを受けましょう!

もしアドバイスがないならそこはもう行くのを止めるか、
自分で日常生活の姿勢を見直す必要があります!

立っている時の猫背をなおす2つの簡単ストレッチ

猫背には、いろいろななおし方があります。
冒頭で書いた猫背矯正、矯正ベルト、ストレッチ、骨盤座椅子、などなど。

ここでは、とりあえず簡単に自宅でできて道具もつかわない、
2つのストレッチをご紹介していきます。

1、背中の筋肉を伸ばし、まっすぐにするストレッチ

%e3%83%aa%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e5%a5%b3%e6%80%a7%e2%91%a1

➀体の力をぬいて、自然体で立ちます。
②両手を体の前で軽く組んだら掌側を前にむけて、
そのまま頭の上まで挙げてください。
③両手を挙げる時に、顔も一緒に上に向けます。
目で手の動きを追うようにするとやりやすいです。
④手も顔も上に向けたら、そのままのポーズで10数え、
ゆっくり組んでいた両手をほどき、体の横を通って下します。
※手を下すときも頭の位置はそのままで前を向くようにして下さい。
そうすると、自然と背中と首がまっすぐになった姿勢を維持できます。

これを一日3回繰り返してください。
一度に3回やってもいいですし、朝・昼・晩1回ずつでもOKです。

やってみるととてもスッキリして気持ちのよいストレッチです。

2、ふとももの前の筋肉を伸ばすストレッチ

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b910
➀立ったまま、片方の膝を曲げて足首を掴みます。
②太ももの前の筋肉が伸びて気持ちいいのを感じながら
ゆっくり10数えて、数え終わったらゆっくり足を下ろしてください。
③反対側も同じようにします。

毎日1回はやっていただきたいのですが、
片足立ちでふらつく場合は、壁や柱につかまるか
床に横になってやると安全です。

猫背の人は、骨盤がゆがんで前傾した結果反り腰になり、
上体が後ろに倒れたようになっていることが多いです。

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b92

それは太ももの前の筋肉が、長時間のデスクワークなどで
座った時の状態のまま短縮して固まっているからなのです。

なので、太ももの筋肉を伸ばすことで骨盤の前傾をとり、
反り腰をなおして上体をまっすぐに立てられるようにします。

※せっかく良い姿勢になっても、それがクセにならなかったら
やがてまた元の猫背に戻ってしまいます。
マメに鏡でみたりして自分の姿勢をチェックし、
良い姿勢がクセになるようにしてくださいね。

日常生活で猫背をなおす2つの方法

座っている時は骨盤を立てる

e13ab744c131442d7bab6faea245098c_m
立っている時の猫背をなおしたら、
今度は座っている時の良い姿勢の作り方です。

座っている時の良い姿勢をとるポイントは、
立っている時と同じように骨盤を立てることです!
骨盤がまっすぐに立っていると、背中も自然と伸びます。

%e9%aa%a8%e7%9b%a4%ef%bc%88%e6%a8%aa%e3%81%8b%e3%82%89%ef%bc%89
立っていた時の良い姿勢の感覚を思いだし、
座っている時も良い姿勢のクセをつけるように心がけてください。

いつもその姿勢を心がけていると、これもだんだんとクセになってきて、
背中が丸くなってもすぐ気が付いて治せるようになります。

歩いている時は顔から前に出ない

4fecb5783f3d869ca16b5b94a7042b17_s
座っている時の猫背を治したら、今度は歩いている時の猫背です。

立っている時に良い姿勢の人が、歩いている時に猫背になるのは、
たいてい体の事や姿勢を忘れてしまう事が原因です。

歩き出すときに「前進しよう」「家に帰ろう」という意識、
もしくは無意識になって進行方向へ顔から向かってしまうのです。

なので、立っている時にまっすぐな良い姿勢になったなら、
顔から出るのではなく、落ち着いて体で歩きだすようにすると良いです。
その際に、顎のあたりとお腹に軽く手を触れて姿勢が崩れないようにしましょう。

b811b9a1c0fe852239cb82ce6387e8d0_s

手で触っていると、顔がお腹(体)より前に出てもわかりますよね?
そうやって、動きの中での自分の姿勢がくずれていないかを確認し、
良い姿勢のままで歩けるようにクセをつけていくのです。

まとめ

整骨院の猫背矯正やストレッチなどで、
立っている時の姿勢を良くした人はたくさんいます。

ですが、座っている時や歩いている時の姿勢まで
ちゃんと良い姿勢になっている人はまだまだ少ないのではないでしょうか?

実際には立っている時よりも座っている時や歩いている時間の方が多いのです!

ぜひ、立っている時だけでなく、
それ以外の時も良い姿勢になってくださいね!

この記事を書いたライター


同じカテゴリーの記事